季節外れの暑さが続きましたが、ようやく秋らしくなってきましたね。
運動するにも、お散歩するにもほんとうに気持ちがいいです。ちょうどいい季節は、残念ながらこの日本ではとっても短い。一日足りとも無駄にしたくないですよね。
お散歩したい。
お外で気分転換したい。
そう思う事ありませんか?
今回は、そんな時のお供にピッタリな、実はみんながよく知っているけれど、そうは思えないパン屋さんをご紹介しましょう。
場所は、JR飯田橋駅西口。少し坂を上ったマンションの一階にお店はあります。
「Epi-ciel(エピシェール) 飯田橋店 」。
2009年6月にオープン。高級マンションの一階にテナントとして入っている店構えは、居酒屋さんなどが立ち並ぶエリアとは一線を画した、ちょっとおしゃれでフランステイストな雰囲気です。「ブーランジェリー」と銘打っているだけあって、それを意識した店づくりをしているのかもしれません。
実はこちらのお店、母体はあの「フジパン」。「フジパン」と言ったら、スーパーやコンビニでよく見かける袋パンをすぐに連想しますよね?私も真っ先にそれを思い浮かべます。なので、あの「フジパン」が手掛ける「ブーランジェリー」とはどんなものなのか、激しく気になりますよね?早速店内に入ってみました。
店内に入るとすぐに、パンの平台が置かれていて、たくさんのパンが並べられていました。そこにディスプレイされているパンたちは、袋パンからは想像もつかないような、本格的なパンがいっぱい!!フランスパンやクロワッサン、食パンはもちろんの事、お惣菜パン、スイーツパン、サンドイッチ、など等、その種類は実に豊富です。そのアイテム数はざっとみただけでも、4、50種類はありそう!選べる楽しさ満載で、どれにしようか悩みながら、数点買って食べてみました。
こちらは「キノコのラグー 十勝ミルク仕立て」。十勝産ミルクシチューにキノコのラグーを加えて、フランスパン生地で包み込んで焼き上げたもの。上部にベーコンビッツがトッピングされていました。
リベイクして食べてみると、生地は食べやすいソフトフランスパンです。その中には固めに仕上げられたシチューがたっぷりと包み込まれていて、見た目以上にボリュームがありました。女性のランチならこれ一つで十分満足できると思いました。
やっぱり外せない大好きなタマゴサンド。こちらのタマゴサンドは、タマゴサラダと半熟気味のゆで卵が入ったW仕立てです。
サンドイッチ用にカットされた薄めのパンドミはふんわりと柔らかで、少し甘味がありました。半熟卵がメインで、タマゴサラダはどちらかというとソース的な役割です。やや多めのマヨネーズで仕上げられたタマゴサラダはたっぷりだとクドいですが、ソース的な感じなので、ゆで卵とよく合って、タマゴサンドLoverにはたまらないサンドイッチになっていました。こちらも見た目以上にボリューム感があってお勧めです。ちょこっとですが、トッピングされたブラックペッパーのピリッとした辛さが、いいアクセントになっていて、これが個人的にはヒットでした。
こちらは一番人気の「塩パン」にハムとチーズ、レタス、きゅうりを挟んだサンドイッチです。こちらもソフトな噛み心地で、サンドイッチ向き。珍しいチェダーチーズが使われていて、このナッティーなチーズの味わいと、マヨネーズソースがハムやお野菜とよくあっていて、美味しかったです。トップにちょこんとのっけられている粒塩が、全体をキリッと引き締めてくれて、いい仕事をしていました。
他にも、もっとボリュームのあるカツサンドのようなものなどもあって、女性だけでなく、男性にもきっと満足してもらえるラインナップが揃っていました。お値段もリーズナブルですし、朝も8時から営業、コーヒーのサービスもあり、嬉しいこと満載です。イートインはできませんが、店外すぐのところに共用のベンチがあるので、そこで食べられている方も多かったです。
袋パンももちろん美味しいですが、店内工房で焼きあげるパンは、そのパンよりもずっと美味しく、また違った美味しさに出会うことができました。大手パンメーカーだって侮れませんよ!そんなもう一つのお味を求めて、今日のランチにいかがでしょうか?
営業時間:8:00~21:00
定休日:無休
公式サイト:http://www.fujipanstore.com/tenpo_kanto.html
紹介しているお店はこちら!
- Epi-ciel 飯田橋店
- パン・サンドウィッチ JR中央本線(東京-塩尻) 飯田橋駅 西口 徒歩1分
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