１．これぞ濃厚　「美野島亭」

鉄板焼きのお店　
美野島亭（みのしまてい）。

しかしながら、ここはラーメン。
主メニューではないのに、この気合の入り方はナニゴト？
どっかりとした重めのスープ　
豚骨の香り・甘みたっぷりのスープです。

麺はいかにも博多らしい細麺。
濃いスープと相まって、ついつい替え玉してしまいます。
鉄板焼きでビール飲んで　〆にこの濃厚ラーメン。

博多のサラリーマンの明日を支えるラーメンです。
　

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２．博多の老舗　「長浜御殿」

城南区・早良区など福岡市内に数店を構える
長浜御殿（ながはまごてん）。

ですがここは別格。
御殿マニアから「聖地」・「No.1御殿」と呼ばれるお店です。
場所はなんと１．の美野島亭のお隣です。

その理由はスープ。
強めなのに、優しく、やわらかな酸味。
その酸味は甘みを引き上げて　決してアッサリなどとは呼べないスープをまろやかに仕上げ　スープを止めることが出来ません。

もちろん細麺。
シャッリと湯切りされた麺は　この強くやわらかなスープとベストマッチ

博多の午後の仕事はこの麺にかかっている！
そんな御殿です。

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３．ラーメン居酒屋　「一豚屋」

長浜御殿から徒歩１０歩。
そこに夜営業の一豚屋（いっとんや）夜定食もいっぱいで　お酒も定食も麺も楽しめるお店です。

夜のラーメンはしっとりあっさりのまろやか系。
ちょっと塩強めで白ご飯と合わせたいところ。
他にもいろいろ食べたいお店ですから
このスッキリとしたスープはうれしいところです。

居酒屋メニューも豊富でリーズナブル。
仕事終わりにちょいと一杯。ついでにラーメンも。
博多の深夜ミーティングはこのお店で。

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４．ビルの奥に「泰星ラーメン」

一豚屋から徒歩５０歩。
赤い看板が目を引く泰星ラーメン（たいせい）。

ビルの奥まったところに存在するお店です。

店内にもいたるところに赤が配色されているのに
席に着けばなんだか落ち着いた雰囲気で
どこかほっとするようなお店のつくり。
腰が上がらなくなってしまうゆったり度。

ふんわりとしたスープ。
少し粘度が高くてトロっとしたスープですが
決してシツコくはなくキレもいい。
スパッと湯切りされた細麺は　雑さを一切感じさせずスープとシンクロします。

博多の上司がゆっくりランチ。
そんなお店です。

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５．まるでメキシコ「ブラボー」

最後はブラボー。
博多は豚骨ラーメンが主流ですが　
塩も味噌も醤油も　
そしてブラボーラーメンもあるのです。

夕方６時から朝方までの営業のこのお店。
外も内も、いかにも手作り風のお店なのに　
そのセンスの良さで居心地の良い落ち着いた空間が広がります。

とんこつラーメンもありますが　
ここはブラボーラーメン一択でしょう！
挽き肉がドンと乗ったその異端な見た目に、
これがラーメン？と思わざるを得ません。

そのお味はまるで「タコス」
若干のピリ辛さを携えてスープに溶け込みます。
麺とタコスの融合が、ここが博多ではないのかとさえ思わせます。
コロナをビンからぐいっと飲んで　そしてブラボーラーメン。

博多の若手社員が朝まで飲み明かす。
そんなお店です。

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番外　博多のラーメンの源　「真鍋食品」

わずか１５０ｍの直線道路に５軒のラーメン屋さん。
その真ん中に存在するのは博多の数々のラーメン屋さんが麺をお願いする、
真鍋食品（まなべしょくひん）

福岡近郊のラーメン屋さんで、
この製麺屋さんの名前が入った麺箱を見ることがとても多いのです。

ここは小売もやってます。
スープ付きで１００円から。
地方発送もやっています。
この美野島ラーメンストリートを楽しんだあとは
さらにオウチでラーメンを楽しむ！

福岡出張のお父さんにうれしいお店です。