天空のレストラン ポール・ボキューズ ミュゼ
暑かった夏も終わってもうすっかり秋ですね!
秋といえば食欲の秋。そして芸術の秋。
六本木には六本木ヒルズの森美術館、東京ミッドタウンのサントリー美術館、そして国立新美術館など美術館がたくさんあるアートな街。
3つの美術館に共通するのは常設展示が無く、いつ行っても新しいアートに出会うことができるということ。
中でも他の美術館と異なり商業施設併設ではない国立新美術館に注目してみましょう。
全面ガラス張りで流線型の建物は建築家黒川紀章の手によるもの。
日本最大の延床面積を誇る館内は企画展示のみ、日展が開かれることでも有名です。
来年で10周年を迎える国立新美術館。その中のレストランもアートでした。
国立市美術館に入ると広がる大きな吹き抜けのスペース。
3階までぶち抜きで全面ガラス張りなためかなりの明るさ。
その中でそびえる高さの異なる逆円錐が二つ。
背の低い方がティーサロン サロン・ド・テ・ロンド、高い方がポール・ボキューズ ミュゼ。
いずれも六本木、西麻布をはじめ全国にフランス料理店を展開するひらまつの運営です。
こちらは3階につながるポール・ボキューズ ミュゼ。
リヨン市内に5店舗あるポール・ボキューズのブラッスリー日本1号店が2007年、国立新美術館にオープンしました。
座席は全て逆さ円錐の縁に設置され見晴らし抜群。
こちらでは展示会に合わせた特別メニューが提供されることもある人気店。
ランチタイムの予約はできないので人気の展示がある時は行列必至です。
気軽に2,200円から食べられるランチコース
ランチは2,200円から。
普段のランチとしてはちょっとお高いですが、芸術に触れながら本格的なフレンチを食べることができるのだからむしろ割安。
デートの時のランチにはピッタリですねー。
まずはバケットと若鶏のリエット。
このバケットが熱々。
リエットを載せて食べると白ワインが欲しくなること間違い無し。
メインは肉か魚を選べます。
こちらは肉料理、ホエー豚のエスカロップ ウィーン風 ケッパー風味の焦がしバターソース。
フランス風のカツレツといった感じでしょうか。
焦がしバターの香りがたまらないですね。
お行儀が悪いですが、これをバケットにつけても美味しい。
ぜひ追加したいデザート
お店の名前を冠したポール・ボキューズのクレーム・ブリュレ。
薄いお皿に広く盛られているおかげで焦がしカラメルをたっぷり楽しめます。
ブリュレのクリーム感が半端ないですね。
展示会の余韻を楽しみながら贅沢ランチをできる人気ブラッスリーです。
紹介している記事はこちら
https://goo.gl/KZQWz2
サロン・ド・テ・ロンド
国立新美術館内にあるもう一つの逆円錐の上のティーサロン。
ポール・ボキューズより背が低いこちらはサロン・ド・テ・ロンドになります。
写真はサロン・ド・テ・ロンドから見たポール・ボキューズ。
完全に吹き抜けで壁の無い空間は開放感満点です。
キャラメルクリーム グラハムクッキーのジェノワーズ
ちょっと強めの甘めとほろ苦さにジェノワーズのサクサク食感が面白い、ちょっと大人のスイーツ。
小さな抹茶のロールケーキ パータ・ブリックのアクセント
なめらかな抹茶クリームとやわらかなロールケーキの組み合わせ。
見た目にも楽しくアートな感じですね。
ポール・ボキューズ ミュゼもサロン・ド・テ・ロンドも展示会の入場券が無くても入れます。
気軽に贅沢ランチやお茶会しながらどの展示会を見るか作戦を練るのも楽しいかも。
紹介している記事はこちら
https://goo.gl/rUhnMd