「本物の讃岐うどんを東京で」
このキャッチコピーはお店のホームページに記載されている言葉です。
本場香川で修業した店主が高田馬場にお店をオープンさせたのが2007年。
以来、ずっと行列の絶えない人気のお店となっています。
16席しかない小さなお店ですが、4人掛けテーブル席もあり、お一人様でもグループでも利用できます。
ただし、ランチタイムは行列必至。
グループの場合は全員が揃わないと案内してもらえませんので注意が必要です。
行列ができるひとつの理由は作り置きしていないからということもあります。
うどんも天ぷらも注文が入ってから茹で/揚げるため、その分時間と心に余裕が必要です。
待った分のご褒美はその見た目と味。
安くて早い大手チェーン店も決して悪くはなく否定しない、というより肯定派ですが、それらとはまるで別物に感じます。
単純に大手チェーン店と比較すればお値段はそこそこしますが、ランチタイムにはお得なセット割引もありコスパも決して悪くありません。
それが受け入れられているからのこその行列でしょう。
そんな人気のお店ですので
「せっかくだから温かいものも冷たいものも食べたい!」
そう思うのは私だけではないはず。
そんな嗜好の方にお勧めなのが
「温冷二種うどん」
温冷が同時に味わえるだけでなく、うどんも1.5玉と十分な量もあります。
こちらは「かけうどん&讃岐ぶっかけうどん」、そこに半熟卵、ちくわ、かしわの「讃岐天」を付けたもの。
冷たいうどんはピッカピカでツルシコ、堅いとは全く異質の絶妙な歯応えを感じます。
逆に温かいうどんは優しいいりこ出汁に包まれ、適度な柔らかさがあります。
どちらも高い次元で美味しく「看板に偽りなし!」
揚げたての天ぷらもたまりません。
ちくわの天ぷらを美味しいと感じたのは初めてかも知れません。
さらにかしわ天。
下味のしっかりついた鶏肉は柔らかくてジューシーでした。
食べてみる価値あり!お勧めです。
こちらは「鳴門わかめ&生醤油うどん」、そこに贅沢にも「天ぷら盛合せ」をつけてみました。
ちょっと甘味のある生醤油で冷たいうどん、これもいいですね。
ちなみに温冷2種うどんは、これらの組合せ限定、この2種類しかありません。
1.5玉となっていますが、2人前と言ってもいい量で男性でも十分満足できると思います。
もし足りなければセット割のあるご飯類をどーぞ。
天ぷら盛合せはエビが2尾入っている豪華仕様。
野菜はさつまいも、カボチャ、ナス、大葉、そしてピーマン。
どれも揚げたてサクサク、ホクホクです。
高い次元で安定した質を提供、ランチタイムはセット割で高コスパ、試して損はないお店です。