在勤在学などこちらで暮らす中国人たちが日々集まり賑わいをみせる中華料理店、すっかり増えましたね。店に入れば飛び交う声、メニューを開けば並ぶ文字、いずれも基本が中国語であるなど、まるで中国大陸へやってきたかのよう!? 今回はそんな気分を味わえる店のうちごくごくほんの一部ですが、
「山手線で行ける中国」
を3店ピックアップ。みな駅近徒歩5分以内。ぜひちょいと気軽に旅気分を!
1:「山手線で行ける湖南省」池袋・品品香
実は、こちらの実際の店名は「四川料理 品品香」といい、テーブルにあるメニューには、四川料理や重慶の焼き魚、火鍋などのメニューが豊富です。干鍋(スープなし鍋料理)など、基本メニューでも美味しい料理がたくさんありますが、オススメは湖南料理。メインシェフは来日前は湖南省の省都・長沙の有名湖南料理店での経験を持ち、日本ではこれから、故郷である湖南省の味を伝え広めたいという希望を抱き、1枚目の画像の「発酵唐辛子と魚頭の蒸し料理」をはじめとした幾つかの湖南料理もメニューの中にちょこっと織り交ぜています。まだなかなか知られていないため、ちょこっとです。「湖南料理を食べてみたい」と事前相談も可能なので、もしご興味湧いた方はシェフの希望を応援すべくトライしてみましょう!
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2:「山手線で行ける内モンゴル」高田馬場・馬記 蒙古肉餅
こちら「馬記 蒙古肉餅」は、7月まで池袋・へいわ通りで営業していた内モンゴル出身のご夫妻が営む小さな店でしたが、高田馬場へ引っ越し9月上旬にメニュー・席ともに増えて再開!店名にもなっている「肉餅(羊・牛肉2種あり)」をはじめ、巨大な羊肉串や羊足の丸焼きなども加わりました。メニューには内モンゴルの「地方特色菜」というページも!ここならではの料理たちを噛み締めていると、じんわり脳裏に大草原が浮かんできそうです。
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3:「山手線で行ける上海」新橋・上海風情
上海料理店は数あれど、新橋にある上海料理店。ランチタイムは地方色を抑え、幅広い内容の週替わり品や麺類セットなどメニューが充実。多くのビジネスパーソンがテンポ良く入れ替わってゆきます。美味しい中華ランチがみんなのパワフルな午後を支えているのですね。ディナータイムは、店名の通り「上海風情」が漂い、在日上海人や上海在住経験日本人の愛用者が多く、話をする機会があると実際よくここの名が挙がります。もうすぐ上海蟹の季節も到来、ますます盛り上がりそうです!