生駒のふもと、枚岡で焼き肉を食べるならココ!!
古の時代より生駒山の暗峠を越え、大阪と奈良とを結んできた国道308号線は、自動車が通れる国道としては日本一の急勾配で、街道マニアの間では酷道と揶揄されるほど、突拍子もない道として有名です。
その国道308号線と旧国道170号線が交わる箱殿交差点に、【炭火焼肉 河内屋 枚岡店】はあります。
同じ東大阪市の新家に本店があり、2号店の京橋店に続く3号店として、2014年2月26日にオープンしました。
最寄り駅からは歩いて10分ほどと少し離れているのに、今や週末なんかは予約なしだと確実に並ぶことになる人気店になっているんですよ。
整然と書かれたメニューはとても見やすくなっています。
オーソドックスなロースやバラは900円台から、特選のハネシタや三角バラでも1980円と、いずれも税抜きながらとても庶民的な価格帯に設定されているんじゃないでしょうか。
ドリンクもビールのほか梅酒や、特に焼酎の品ぞろえが豊富ですね。
こちらではガスではなく炭火で焼いていただきます。
“炭の中の水分が煙とともに肉をいぶす”と、メニューに書かれていますが、確かに炭火で焼いたお肉って美味しいですよね~♪
キムチ盛合せ 680円(税抜き)
お肉の前にまず頼んでいただきたいのが、キムチとナムルの盛り合わせ。
キュウリ、大根、白菜のセットになったキムチは、韓国王宮御用達のポッサムキムチをイメージした自家製だそうで、フルーティーな甘さに辛さ控えめなのが特徴的です。
ナムル盛合せ 450円(税抜き)
ナムルは全体的にアッサリしていて、お肉を食べる時の箸休めにうってつけ♪
ねぎ塩タン 980円(税抜き)
焼き肉のスタートと言えば、まずは塩モノからが定番ですね。
ノーマルの塩タンに柚子こしょうとネギダレが添えられています。
適度な厚みにカットされたタンを、片面だけ炙ってネギダレをタップリ巻いて食べると、柔らかい食感の中にもほどよい歯応え、そこにネギのシャキシャキ感が加わって美味しいんです。
他にバラや豚トロにもネギ塩バージョンがあるので、こちらに来たら是非とも試していただきたいと思います。
特選塩タン 1300円(税抜き)
普通の塩タンよりも分厚くカットされていますが、スッと歯が入るほど柔らかく、シコシコした食感は噛めば噛むほど旨みが広がります。
三角バラ 1980円(税抜き)
ハネシタ 1980円(税抜き)
第1から第6肋骨までの肩バラ部分を三角形に切り出した三角バラは、一頭から二枚しか取れない希少部位で、極上カルビとして出しているお店も多く、バラの中の王様と呼ばれています。
牛肉の大トロとも呼ばれていて、濃厚な旨みとキメ細やかなサシ、口に入れた途端にとろけてなくなるほど柔らかですよ♪
別名ざぶとんとも呼ばれているハネシタは肩ロースの内側の部位で、こちらも三角バラ同様に希少部位なんですってね。
肩ロースの中でも特に美味しいと言われているだけあって、とにかくキメ細やかで噛む必要がないぐらい柔らかく、嫌みのないサラッとした脂のコクが旨いです。
生ビール(中) 390円(税抜き)
マッコリ(小) 350円(税抜き)
マッコリ(大) 980円(税抜き)
焼き肉とは切っても切り離せないアルコール…(笑)
マッコリは小のグラスに4杯以上は飲めるボトルの方が断然お得。
ハラミ 850円(税抜き)【写真は3人前】
バラ 900円(税抜き)【写真は2人前】
マルチョウ 580円(税抜き)
赤セン 480円(税抜き)
分厚くカットされたバラは、さすがA4ランクの黒毛和牛だけあって脂身がジュワーっと甘い。
横隔膜であるハラミはサッパリとヘルシーで、いくらでも食べられる感じがします。
ミスジ 900円(税抜き)
前脚の肩あたりから少量だけ取れるミスジは、赤身のお肉なのに良い感じのサシが入っています。
中落カルビ 750円(税抜き)
肋骨と肋骨のあいだにある部位で、別名ゲタカルビとも呼ばれています。
とても脂タップリで濃厚な味わいなので、コッテリ濃い味の肉が好きな人には堪らないお肉かと。
ヘレにく 850円(税抜き)
サーロインの内側の細長い大腰筋の部分で、1頭の牛からわずか3%しか取れない高級部位です。
いちばん柔らかい中心部はシャトーブリアンと呼ばれてますね。
牛の全部位の中でも最も運動をしない部位なので、とてもやわらかく脂肪が少ない上品な味わいが特徴です。
ヘレと言うのは大阪の呼び方だそうで、一般的にはヒレとかフィレと言った方が馴染みがあるかと思います。
ホルモン盛合せ 1700円(税抜き)
上ミノ、とろテッチャン、赤センのレギュラーに加え、その日の仕入れ状況で他に3種類、計6種類の盛り合わせになっています。
少人数の時には少しずつ色んなホルモンが楽しめて良いですね。
大手チェーンの格安ロードサイド店や食べ放題のお店でもなく、本格的な焼肉が食べられるお店なのにリーズナブル。
なので6人掛けボックス席と、掘りごたつの座敷を合わせ全部で116席、10台ほど停められる駐車場もあるオオバコ店は、いつもファミリーやグループ客で賑わっています。
特に夕食どきのゴールデンタイムなんかは、満席で待ち客も出ていることが多いので、行かれる方はあらかじめ予約される方が無難だと思いますよ。