昭和の洋食屋「キッチン南海」。
レストランではなく洋食という表現がピッタリのこのブランド。
ファミレスやファーストフードが幅を利かす今の時代でも地場に根付いて幅広い世代から愛されています。
しかし、時代の推移とともに店主の高齢化やお店の老朽化等、様々な問題も如実に見えてきてしまっています。
そんな中、こちらのお店「馬場南海」は2013年オープン(下井草から移転)と新しいため、明るく清潔感にまとわれています。
厳選されたメニューはいかにも洋食屋さんのそれ。
できれば全部まとめて食べたい!と思わせるほど魅力的なメニューが並んでいます。
そんな中でも、南海と言えば「カツカレー」。
これを食べずして南海に来たとは言えないほど王道のメニューです。
こちらのお店の場合、どの料理を頼んでも嬉しいサービス?がついてきます。
それがこれ。
たっぷり山盛りのサラダ。
ほぼキャベツの千切りですが、これだけの量を出してもらえるのはありがたいです。
ドレッシングやソースも置かれているので、最後まで食べ飽きることなく美味しくいただけます。
そのサラダをちょうど食べ終わるころ、カレーも出てきます。
名物でもある漆黒のカツカレーです。
カツは注文を受けてから揚げるため、熱々サクサク。
目玉焼きが乗っているのも嬉しいです。
見た目は黒いカレーですが、味はとてもまろやか。
辛さや苦さを全面に押し出すようなことはなく、まろやかで優しい味です。
このカレーを求めて長年通っている方が多くいるのも納得の味です。
カレーも美味しいのですが、他の魅力的なメニューも無視するわけにはいきません。
特に私に刺さるのはこちら。
大好きなエビフライ、しかも立派なエビが2本!
そこに生姜焼き、さらに目玉焼きと山盛りサラダ。
もうたまりません。
エビフライも1本1本丁寧な処理をして揚げたて、生姜焼きは焼きたて、マズイわけがありません。
これだけで十分ご馳走なのですが、、、、
さらに100円追加して、白米もカレーライスにしてもらいます。
このときだけはカロリー、ダイエットなんて言葉は忘れ幸せなひとときを過ごします。
また、今はもう時期ではありませんが、カキフライも秀逸でした。
やはり注文が入ってから揚げられるカキフライ。
芯までしっかり火を通すのではなく、ちょうどいい塩梅でカキの柔らかさ、とろみ、香りを活かした仕上げには唸りました。
人の心が通った対応や料理、こんなお店はずっと残って欲しいですね。
紹介しているお店はこちら!
- 馬場南海
- カレーライス 東京メトロ東西線 高田馬場駅 1番口 徒歩4分
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