2015年8月。
自由が丘にヴィエノワズリー専門店として鮮烈デビューを果たした「RITUEL par Christophe Vasseur (リチュエル パー クリストフ バスール)」。青山にも2号店ができて、人気はうなぎ登りの当店です。
でも、クリストフ ヴァスールさんが手掛けるスペシャリテは、実はこのヴィエノワズリーではなく、「パン・デ・ザミ」というパンであることをご存知でしょうか?パリで彼のパンを気に入った方は、彼のお店が日本に上陸したニュースを聞いて、これが食べられる!と喜んだのもつかの間、ヴィエノワズリーのみ、という事実に、さぞがっかりされたことでしょう。
ですが、そんな方に朗報です!!
7月24日まで、この「パン・デ・ザミ」が日本でも食べられます!
場所は青山にある、RITUEL par Christophe Vasseur 青山フラッグシップショップ 内。「パン・デ・ザミ」ファン必見です。
東京メトロ表参道駅B2出口からすぐのとことにある、「RITUEL par Christophe Vasseur 青山フラッグシップショップ 」。2015年11月に自由が丘に続く2号店としてオープンしました。
その一角に6月18日、「デュ・パン・エ・デジデ」のポップアップストアがオープン。店内入って左手すぐに、お店の看板が掲げられていました。
こちらが件の「パン・デ・ザミ」。パリの著名なガストロノミーやレストラン御用達のパンで、パリから直送されてきます。
「パン・デ・ザミ」とは「友達のパン」という意味だそうで、クリストフさんがご友人のために焼いたパン。ラ・トラディション・フランセーズ粉、極少量のイースト菌と塩のみを使って、約2日間長時間発酵をさせて、独自の焼成方法で焼きあげられています。その味わいはシャンティーユやヘーゼルナッツのような香りを代表とするワインのように複雑な味わいが特徴、との事です。
あまりに大きいので、カット販売となっていますが、クリストフさんがこのパンに合わせて作ったタルティーヌの販売もありました。
テイクアウトもできますが、イートインのみのタルティーヌセットという、選べる2種類のタルティーヌとサラダ、ワインor有機ぶどうジュースのセットがあったので、それを食べてみることにしました。
こちらはトマト フェタチーズをのせたタルティーヌ。少し厚めにカットされたパン・デ・ザミに、たっぷりのトマトとフェタチーズ、そしてオリーブオイルがかけられていました。
パンは軽くトーストされていたので、小麦の香りがすごくたっていてたまりません。クラストは結構ハードで固いですが、クラムはふんわりと柔らかです。天然酵母のような酸味はなく、確かにナッツ系のような香ばしさがあります。カンパーニュに近いですが、それよりも味が濃いように思いました。そのパンに、トマトやオリーブオイルのジューシーさとチーズのミルキーなコクがとてもよく合っていて、美味しかったです。
もう一つは一種類だけあったスイーツ系のショコラ ノワゼットを。ナッツは苦手なので私は外していただきました。
こちらはトマト フェタチーズのに比べて厚みが薄く、小ぶりです。こちらもトーストされていて、厚みが薄い分、カリッとしていて、ラスクみたいですが、味わいはビスコッティのようです。
そこにヌテラに似たような味わいのチョコクリームとチョコソースがたっぷりとのせられていて、これが激しく甘く、目が覚めます。そういった意味ではおやつよりも、朝食向きかもしれません。甘いのが大好き♪な方はぜひ。
他には、タプナードやパテを使ったものなどもあって、ワインに合いそうなラインナップでした。もちろん、パンだけ買って、自分の好みの具材をのせて楽しむのもいいですね。
くどいようですが、この貴重なパンが食べられるのは7月24日まで。食べ損ねないうちに、今日のランチに行ってみてはいかがでしょうか?
※RITUEL par Christophe Vasseur 青山フラッグシップショップ内に7月24日までの期間限定出店
紹介しているお店はこちら!
- RITUEL par Christophe Vasseur 青山フラッグシップショップ
- サンドイッチ・パン屋
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