オフィスビルが林立する新大阪駅エリア、以前はラーメン店も少なかったが、この5年くらいで一気に話題店が増加した。他エリアで人気の店の2号店も出店して、激戦区として注目を集めるようになった。
新大阪で日々働く方だけでなく、出張で大阪を訪れ、新幹線で帰る前の出張族の皆さんにもオススメしたい5軒を紹介。ラーメンだけでなく、つけ麺も手掛けている店が多いのが特徴です。
1.手打ち+手揉みの自家製麺がクセになる!「手打ち麺 やす田」
2011年9月の開店以来、新大阪駅東口の人気店として人気を集め続けている店。大阪の豚骨ラーメンの名店で修業したご主人が、全く異なる「あっさり魚介系スープ+自家製手打ち麺」のラーメンを提供。塩はイリコ出汁、醤油はカツオ出汁のスープを使い分けている。
「手打ちらあめん 塩」は、手打ち麺を茹でる直前に手揉みを加え、つるっとした食感で麺の力強さを感じられる。讃岐うどんでお馴染みの「イリコ出汁」が丁寧にきいて、塩の強さに負けていない。柔らかい煮豚にネギの存在感がラーメンらしさも主張している。
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- 手打ち麺 やす田
- ラーメン JR大阪環状連絡線 新大阪駅 東口 徒歩5分
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3.あっさり魚介系スープに鶏節のインパクト!「らーめん鱗 西中島店」
2014年開店のこちらは、茨木市に本店を置いている。やはり新大阪駅から歩いて10分ほど。
看板メニューの「塩らーめん」は、鶏と魚介を引き出しつつ澄んだスープ。背脂もうっすらかけられているが、油っぽくはない。太平のピロピロ麺を啜ると、スープが麺に乗って程よくを上手に掬い上げてくれる。具には大きめのチャーシュー2枚とカイワレの他、鶏節が丼を覆っていて、削り節から流れる、スープと違う旨みが最後まで飽きさせない。
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4.本格つけ麺に「ダシご飯」も入れて完食!「らーめん 時屋」
2009年の開店時にはラーメンも提供していたが、現在はつけ麺3種類にメニューを絞っている。新大阪駅から南へ徒歩8分ほど。
注文したのは「鶏つけ」。太麺は国産小麦をベースに外麦を加えていて、ふわっとした食感の中にコシもしっかりと感じる。つけ汁は、鶏ベースで化学調味料を使わず、甘さを感じながら軽く濁っていて、ややこってりさせている。
麺を啜り終えると持ってきてくれるのが「〆の小さなダシご飯」。小さな器に、鶏白湯スープと一口ご飯が入り、つけ汁のスープ割りとして使う。見た目のユニークさと味の確かさで楽しく締められる。
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5.新大阪駅構内にも注目つけ麺あり!「上方 段七 新大阪店」
新幹線も発着する新大阪駅。ラーメン食べる時間が無くて…という人も多いはず。そんな人に便利なのが、新大阪駅の駅ビル1階に入居しているこの店。ここから新幹線の中央改札口まで、111歩で辿りつけるので、忙しい人にも頼りになる。チャーハンや唐揚げなどのメニューも豊富だが、麺にこだわりを持つ「熊五郎グループ」の一軒。ラーメンとつけ麺にも確かなクオリティを発揮している。
まず食べてみてほしいのが「太平つけ麺(一玉)」。二玉までは同料金。しっかり締めていながらもっちりした食感を存分に感じる太麺は、麺だけを啜っても味がある。あっさりしたつけ汁に潜らせた麺は、食感が滑らかに変化する。