トンコツ マー油 フライドガーリック これが熊本ラーメンの3要素。
熊本に行けばそんなラーメンばかりと思っていたら
定番熊本ラーメンではない多種多様なラーメンが花咲いていました。
「熊本の熊本ラーメンではないラーメン5杯」
を紹介させていただきます。
1.創作系多種 「らぁめん一白(いっぱく)」
幹線沿いの小さなお店
一白(いっぱく)に
目も疑うばかりの多種多様な創作麺が在りました。
地元の素材にこだわりぬいたメニューは
・有明産海苔ラーメン
・肥後赤鶏白湯ラーメン
・阿蘇牛乳ミルクラーメン
・人吉醤油ラーメン etc.
どれを食べるか悩みに悩んで 私が頼んだのは
八代産トマトを使った
・パルメジャーノ・トマトチーズラーメン
濃厚なトマトソースと じわじわと溶ける2種のチーズ。
さわやかな酸味に引き立てられるトマトの甘み。
そして全面に沸き立つバジルの香り。
細麺の間にスープが絡んで これはもう高級スープパスタ。
強い味なのに上品。濃いのにスッキリ。
また行きたい。こんどはどれを食べよう。
そんな思いにさせてくれるお店です。
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2.鶏塩一本 「マルイチ食堂」
トンコツ一色の熊本において
まさかの鶏塩1本で勝負する、
マルイチ。
昭和初期に絶滅した種を復活させた鶏、「天草大王」。
その鶏がらのみでダシをとった塩ラーメンです。
見た目のクリアさから想像されるサッパリさは裏切られ
ぐっと感じられるのは鶏だしのコク。
喉を通ればすっとコクは収束し また次のヒトクチが欲しくなる。
楽しむべきはコクとスッキリの絶妙なバランスです。
麺は熊本には珍しい縮れ麺。
不連続な縮れの中に 程よくスープを抱え込み
プルッとした食感の噛み心地が味わえます。
呑んだ後の〆の一杯 そんなシチュエーションにぴったりのお店です。
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3.オダシを呑む 「にぼらや」
ここは煮干一本で攻める店。
にぼらや。
熊本にしてはちょっと高めの価格設定も ご飯付なら納得です。
麺もチャーシューもおいしいのですが 圧巻はスープ。
魚粉の魚介系のザラザラ感は一切無し。
煮干から取られたクリアなおダシの その味わいは
まさに日本人の舌に根付いた記憶。
絶妙なバランスにアクセントを加えてくれる鰹節。
強いダシでありながら濃くは無いスープは 止まりません。
ご飯付です。最後にスープにご飯を入れて食べることができます。
ただし、このスープを呑むことを止めることができればの話です。
ご飯を含め、他の薬味等を入れることが
非常にためらわれる一杯です。
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4.熊本に正統派久留米 「ライフイズジャーニー」
ビックリするほどの狭い路地に
2016年4月にOPENした、
ライフ イズ ジャーニー。
ここはトンコツ。だけど熊本ラーメンではないのです。
ちょっとトロ味があって
トンコツの甘みがいっぱいで
小麦感が強い細くてシコい麺。
オシャレっぽい店名に反し これは正統派久留米です。
マー油もガーリックも無いトンコツラーメンが
熊本人にどう受け止められるのか。
そんな心配をよそに お客さんはいっぱいです。
居心地のよいBARのようなお店で ゆっくり呑みながら
種子島出身のご主人との会話を楽しみながら
そしてラーメンを1杯。
まるで男の秘密基地のようなお店です。
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店名:ライフイズジャーニー
住所:熊本市中央区新市街5-2
電話番号:090-6556-4500
5.醤油と塩の2本立て「樹(いつき)」
熊本市の郊外に
中華そばと 鶏・豚骨のメニュー構成の
ラーメン樹(いつき)。
見た目にも美しい黄金色のスープの塩中華そば。
味も見た目どおりクリアなダシが魅力。
魚介と鶏の濃いダシの味わいは 長い時間をかけなければ出せない芳醇さ。
鶏豚骨は 豚骨と名は付くものの
熊本ラーメンとは圧倒的に異なる味わい。
軽い酸味がウマ味をぐっと引き立てて
ゆったりとした甘みを舌の全面で感じます。
もうここは熊本ではないかのような感覚に襲われるお店です。
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