1年半の沈黙を破り『curry bar nidomi』復活!!
大阪でも有数のカレー激戦区・谷町四丁目の西側、通称「裏谷四」。
屈強なカレー屋犇めく裏谷四の中でも、一際輝く超人気店『curry bar nidomi』。
こちらが一昨年12月をもって一時休業。
そしてその間、「nidomi spinout restaurant」と題した期間限定の欧風カレー専門店『curry bar よそみ』が同店舗にてスタートしておりました。
そして遂に!!!『nidomi』復活の時がきました!!!
今年4月に堂々の再スタートとなった『curry bar nidomi』。
「裏谷四の女王」aroaさんの帰還を見届けるべく突撃して参りました!!!
地下鉄谷町線 谷町四丁目駅から西へ約500m。
松屋町筋近くにある煉瓦調のビル「エクセル第6ビル」の2Fに店舗を発見。
ビル前には懐かしきオレンジ色の『nidomi』の看板が。
ん~…遂に復活となるとなかなかに感慨深いものがあります。。。
店内は相変わらずシンプル且つスタイリッシュな空間造り。
カジュアルですが暖色系のライトがムーディーさも醸し出しています。
メニューの内容は休業前と同じく「nidomiカレー スタンダード『混盛』」「nidomiカレー『あいがけ』」「焼きカレー」の3種類。
其々にセットメニューも揃っております。
カレーは3種類(スリランカ系日替わり2種と「特製欧風牛スジカレー」)揃っており、「あいがけ」はここから2種類をチョイスできます。
【nidomiカレー スタンダード『混盛』(ルヌミリス付き)】1,050円
もはや圧巻のヴィジュアルと言える華やかさ。
これぞスリランカプレートの、いやさ、「混盛」の真骨頂ですわい(^ω^)
この日のカレーは「パリップ+タコのデビル」と「スリランカンビーフカレー+水菜入りタッカリサンボル」。
先ずは「スリランカンビーフカレー」から。
サラッとライトなスープ状のカレーは、しっかりとしたスパイスの主張からの心地良い辛味。
ズバッと切り裂く様なシャープな激辛さではなく、辛味に旨味が混在した「旨味押し」タイプです。
このタイプのカレーはほんまバランス重要やと思いますが、どっしりエエ調律具合。
続きまして「パリップ」をば。
煮込み具合の強めな感じで、レンズ豆はほぼペーストになった濃厚仕上がり。
豆の味わいを前に出した味わいの中に、仄かな苦みにも似た独特のスパイス感が鼻を掠めます。
まったりとした甘味の中のこのアクセント的要素、ちょっと他店とは違ったタイプで面白いですな。
添えられた副菜は「タコのデビル」「ポルサンボル」「水菜入りタッカリサンボル」「サラダ」+トッピングの「ルヌミリス」。
これら4種をカレーと一緒に混ぜ合わせる、スリランカプレート独特の食べ方でいただきます。
全体に馴染ませる様に混ぜ合わせた一皿は、スプーンを差し込む位置によって味わいはガラリと変わる変化っぷり。
辛味・スパイス感・酸味・甘味・苦味・旨味…其々のパーツの主張が渾然一体となった万華鏡的味わいです。
「お、ココは辛味利いてるな」「む、エエ感じの酸味」とかやりながらスプーンを進めると、あっという間に完食。
久々の営業でしたが、全く衰えを感じさせない圧倒的旨さ。
まるで15ヶ月前にタイムスリップしたかの様な変わらない安定感。
いやいや、女王の底力を見せつけられました。
攻め方だったり見せ方だったり、現地系のガチなスリランカ料理とは違った方向性。
以前aroaさん本人が「スリランカ風」と仰っている様に、非常にオリジナル要素の強い一皿。
なるほど、やはり「スリランカプレート」とは呼ばない「混盛」というワケですね。
今尚熱さを見せる大阪スリランカカレーシーン。
様々なスリランカカレーを出すお店が増える中、独自性の強さを発揮しとりますねー。
また味わいにお邪魔します!!!
紹介しているお店はこちら!
店名:curry bar nidomi(ニドミ)
ジャンル:スパイスカレー/バー
電話:06-6949-3067
住所:大阪府大阪市中央区常盤町2-4-9 エクセル第6ビル2F
交通手段:地下鉄谷町線 谷町四丁目駅から徒歩約5分
営業時間:12:00~15:00/18:00~22:00
定休日:日曜・祝日
駐車場:無
サイト:https://twitter.com/nidomi_cafebar