「Japanese Dining 園 SONO」
伊勢志摩といえば来月(2016年5月)にサミットが開催される、三重県を代表する観光名所で、伊勢海老をはじめとする食材の宝庫でもあります。今回は、そんな伊勢志摩の郷土料理も楽しめるランチバイキングのお店「Japanese Dining 園 SONO」をご紹介しましょう。
場所は五反田にある都内有数のコンベンションホール「TOC」。昨年、「伊勢志摩の郷土料理と創作中華」というコンセプトで誕生したばかりのバイキングレストランです。期間限定のフェアではなく、ひとつの地方料理に的を絞っているところがかなりユニーク。
それではさっそくお料理をみていきましょう。 ※内容は訪問当時のものです。
産直素材+完全手作りの料理
「Japanese Dining 」ということなので和食中心かと思いきや、和洋中バランスのよいラインナップです。
カマスのムニエル、アジの南蛮漬け、サーモンカルパッチョ、エビチリ、ミート茄子グラタン、酢豚、鶏南蛮、ひじき入りとろろ焼き、天ぷら(キス、カボチャ)、野菜炒めなど。
カマスもアジもキスも伊勢志摩の沿岸でよく捕れるお魚だそうです。バイキングでカマスなんてお目にかかったことなどなかったし、フレンチ風のムニエル(クリームソース仕立て!)だったことに二度びっくり。創作中華のほうは奇をてらったものではなく、定番物中心で安心して楽しめました。
名物「てこね寿司」
これぞ伊勢志摩郷土料理!といった感じの「てこね寿司」もいただけます。これはヅケにした季節の魚(鰹が多いそうです)と酢飯を合わせたもので、元々は漁師が船上で手でこねて作って食べていたものです。
鰹茶漬け
鰹などの赤身魚のヅケをご飯にのせていただくお茶漬けも伊勢の郷土料理のひとつです。こってり系の中華もあるので、さっぱりいただけるこちらは実にありがたく感じます。
まさかの松阪牛カレー!
松阪牛入りという奇跡のようなカレーもいただけます。これはあくまで推測ですが、ディナータイムに松坂牛を使ったコース料理を提供しているようなので、カレー用に回せる部位のお肉も調達できるということなのでしょう。ライスは伊勢神宮の奉納米とこれまた別格、ありがたくいただきましょう。
料理は他に、定番の野菜サラダ、自家製豆腐や切干大根などの小鉢が3種、おでん、麻婆豆腐、味噌汁、根菜スープと盛りだくさんの内容です。
デザートも充実
手作りのカスタードプリンや杏仁豆腐、さらに伊勢茶を使ったプリン、マンゴープリン、フルーツヨーグルトやケーキ(当日はチーズケーキでこちらもお店で作ったもの)もあります。
さて、気になる料金は1,200円(税込)と、驚きのコスパ。ドリンクバーは別途300円(税込)ですが、コーヒーマシーンで本格的なエスプレッソも飲めます。
広々とした店内は150席とかなり余裕がありますが、催事内容によっては混雑も予想されますのでご注意を。
TOCは五反田駅からはちょっと歩くので、駅を往復する無料循環バスを利用するとよいでしょう。
紹介しているお店はこちら!
- ジャパニーズダイニング 園
- ブッフェ・バイキング 都営浅草線 五反田駅 A2番出口 徒歩8分
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