チサンホテル浜松町「ラヴェンナ」
モノレールのターミナル駅として知られる浜松町のほど近くにあるビジネスホテル「チサンホテル浜松町」。ここのレストラン「ラヴェンナ」では、とてもユニークな企画のランチバイキングを実施しています。
二年目に突入!「世界のグルメ紀行」
昨年(2015年)、「世界のグルメ紀行」と銘打って様々な国の料理を月替わりで提供するバイキングが実施されました。それが大好評だったとのことで、今年も継続が決定。1月のロシアに始まり、イタリア、ドイツと続き、この4月は魅惑のスペインフェアとのことで、さっそく「旅」してきました。
見て楽しく食べておいしい「ピンチョス」
ビジネスホテルという性格上、近隣のサラリーマン&OL向けにある程度価格を抑えたランチバイキングを提供しているにもかかわらず、きちんとフェアにのっとった料理を揃えていることにまず驚かされます。
前菜コーナーにオリーブ、ビーツ、チーズといった様々な素材を使ったカラフルなピンチョスがずらりと並んでいるのを見て、気分はすっかりスペインになりました。ピンチョスは「串」を意味するスペインのオードブルで、本国ではバルのカウンターなどに置いてあることが多い料理です。
地中海に面していて様々な魚介が獲れるスペインですが、タコもよく食べられています。今回はシンプルなマリネで提供されていました。
スペインのスープといったら「ガスパチョ」
見た目は鮮やか、飲んでもさわやかなスペインを代表する冷製スープ「ガスパチョ」です。
メインも本格的なスペイン料理を
メイン料理もスペインづくし、しかも魚、肉料理が2種類ずつもあります。
お魚は白身魚のカタルーニャ風とアンコウの煮込み。お肉はチキンのアーモンド煮とポークのロースト・シェリー風。
カタルーニャ風のお魚は松の実とレーズン入りです。アンコウといえば茨城県のアンコウ鍋が有名なので日本食のイメージが強いのですが、スペインでもよく食べられる魚だそうです。チキンはスペインでよく使われるアーモンドなどの木の実のペーストで煮込んであります。ポークはアンダルシア州名産で相性抜群のシェリー酒(ワインの一種)のソースでいただきます。
鉄板メニュー「パエリア」
スペイン料理といえば、パエリアも絶対はずせません。こちらでは、エビ、アサリ、ムール貝などをたっぷり使ったシーフードパエリアがいただけます。
定番料理からデザート、ドリンクまで
スペイン料理に限らず、バイキングの定番料理もいろいろ登場します。
野菜サラダ、ごぼうサラダ、コーンポタージュ、ハッシュドビーフ、ショートパスタ、ピザ2種、パン2種などなど。
デザートはさすがにスペイン風ではありませんが、パンナコッタ、プチシュークリーム、フレッシュフルーツ、フルーツカクテル、アイスクリーム5種など。チョコファウンテンもあるので、シュークリームやフルーツはそちらのアイテムとしてもおいしくいただけます。
ドリンクバーももちろん付いていて、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、ジュースなどが飲み放題です。コーヒーマシーンでエスプレッソも飲めます。
料金はこれだけ凝った内容で1,200円(税込)!平日限定ですのでご注意ください。
このグルメ紀行、今後もインド、アメリカ、ハワイ、東京下町、南フランス、北欧、モロッコ、フランスと魅力ある国や地域を巡る予定です。気になる所があったら(もちろん毎月でも)、ぜひお出かけください。