四天王寺近くでお洒落ランチならココ!!『食堂 虹の仏』
大阪にてグイグイと勢いを伸ばしている「旨味押し」のカレー。
和出汁等を利かせてスパイスとのミクスチャーによる味わい深さを掘り下げた、スパイスカレーのニュージェネレーションとも言えます。
そんな今後もアツく期待できる旨味スパイスカレーを頂くべく、『食堂 虹の仏』に行ってきました!!!
地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘前駅の4番出口から谷町筋を南へ。
100m弱ほど進みますと、谷町筋に面した左手側に店舗を発見。
(今回は東側の入口から入ったので上の画像)
どっちが正面なんだか分かりませんが、どっちからでも入店可能です。
店内は「食堂」という厳つい呼び名らしからぬ、ウッド調のオサレな空間。
Cafe&Bar的なカジュアルさ感じる中に…大仏様!!!
鈴まで置いてあって本格的過ぎる(笑)
カウンターに着いてメニューを拝見。
ランチメニューは「古代米日替わり定食」「古代米ふわとろオムライス」「日替わりスパイスカレー」の3種類。
カレーは3~4種類用意されており、あいがけも可能。
基本「初回はデフォで」というスタンスなんで、辛さ増しはせず「出汁キーマ」と「ポーク」の2種あいがけでお願いしました。
【2種あいがけ(出汁キーマ+ポーク)】1,000円
お皿の上に彩られた、なんともカラフルな仕上がりですなー。
中央の古代米の左右には2種類のカレーが広がり、更に4種類の副菜的おかずがトッピングされています。
その見た目はスリランカプレートを髣髴とさせるヴィジュアル。
先ずは定番の「出汁キーマ」から。
スープ状のキーマカレーは、ガツンと魚介系の出汁が利いた「和」のテイスト。
その旨味が挽き肉から出た脂分&動物系の旨味と合わさって、非常にパンチのある印象。
しかしこってりしてはおらず、適度なスパイス感のおかげでサラッとライト。
ん~旨味とスパイスが見事に一体となっております。
続いて「ポーク」。
こちらはグッと洋風テイストというか、所謂「大阪スパイスカレー」的なノリ。
豚肉のトロロンとした柔らか食感とこってりさが、カレーにじっくり旨味をもたらしています。
そしてキリッとした爽やかな辛味がイイですなー。
この辛さの調律、旨味を消さないラインを探った絶妙さです。
周りに盛り付けられた副菜も、其々しっかりとした作り。
これらをカレーと一緒に混ぜ合わせて、定番のスリランカ的混ぜ混ぜタイム突入!!!
様々な味わいが一体となった点も非常にスリランカ的なんですが、やはり魚介出汁の旨味が加わってる点が、モルジブフィッシュみたいで方向性も似てきますねー。
そこに和の食材やテイストをミックスして、唯一無二の存在感を発揮。
料理人としての土台が感じられる旨味の深さ
カレーの技術だけではなく、料理技術そのものの基礎がしっかりしてるのがヒシヒシと伝わります。
欧風カレーもそうですが、料理の基礎がしっかりしていないと作れない領域っつーやつですね。
これ絶対他の料理も禿げウマなん確実ちゃいますのん。
次回は夜にお邪魔して、アテと酒の後に〆カレーっつーのもイイな~(^ω^)
紹介しているお店はこちら!
- 虹の仏
- 無国籍料理 大阪市営谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘駅 4番口 徒歩1分
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