東京駅周辺には日本有数のビジネス街である丸の内、八重洲や大手町があり、どちらも昼間人口と夜間人口に極端な差があることでも知られます。となれば稼ぎ時のランチタイムはバイキングで集客を図るというお店も増えています。そこで今回は、東京駅周辺のランチバイキングのお店をピックアップしてみました。
1.TOKYO STATION BUFFET 馳走三昧(和洋中)
トップバッターは東京駅直結、大丸東京のレストランフロアにある「TOKYO STATION BUFFET 馳走三昧」です。こちらでは海鮮・和食を中心とした60種類以上の料理が楽しめます。和食がメインとはいえ、そこはビュッフェ専門レストラン、バリエーション豊かなラインナップです。写真1枚目が海鮮・和食、2枚目が洋食・中華で、これだけでも相当の品数ですが、さらに主食系の料理やデザート、ドリンクバーなどがあります。
ここの一押しはなんといっても海鮮メニューです。蒸し蟹、鰹のたたき、甘海老刺身、サーモン押し寿司、海鮮バター醤油焼きなど。やはり蟹が一番人気で、これ目当ての方も多いようです。
和食は野菜てんぷら盛り合わせ、すき焼き、もずく酢、冷奴、出汁巻き玉子、茶わん蒸し、きんぴら、青菜の煮付け、鮭の南蛮漬け、焼き豚、炊き込みご飯、うどん、さらに創作風のメニューも加わり、書き切れないほど。
ミートソース、ピザ、ニョッキ、カレー、鯖のトマトソース、照り焼きチキンといった洋食や、麻婆豆腐、水餃子、イカチリ、チャーハンなどの中華もあります。
デザートも和菓子中心ですが、ユニークなのは自分で作る「もなか」です。もなかの皮、あずき、ホイップ、栗などのアイテムで好みの味のもなかを作れます。他には水ようかん、白玉あずき、ところてんなどの他にショートケーキやガトーショコラといった洋物もぬかりなく用意されています。
料金は90分制で平日1,944円(税込)、土日祝日2,160円(税込)。品数からすると90分はあっという間です。蟹に夢中になりすぎてあとで大慌てしないようご注意を(笑)。
※ビュッフェレストランということで、今回ご紹介するお店で唯一ディナーまでバイキングを実施しています。
紹介しているお店はこちら!
2.OLD MAN’S UN 丸の内 (和洋中)
続いてご紹介するのは「OLD MAN’S UN 丸の内」、丸の内といっても八重洲南口のビル「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の2階にあるレストランです。大人の雰囲気のダイニングバーといった趣きのお店ですが、ランチタイムはとてもリーズナブルなバイキングを実施しています。
お店の雰囲気からして洋食中心かと思いきや、和洋中バランスのとれたラインナップです。
グリーンサラダ、ハーブサラダ、タイ風春雨サラダ、キャベツとごぼうサラダ、海藻と蕎麦のサラダ、ミックスナルム、スープ2種、カボチャのオーブン焼き、ミートボール、唐揚げ、麻婆豆腐、ショーロンポー、豚肉の香酢炒め、牛肉のカルビソース炒め、しらすピザ、ミートソースパスタ、レッドカレー、パン2種などなど。お野菜、お肉、魚介類と様々な具材を駆使したメニューは月替わりなので、近隣のサラリーマン&OLさんでも飽きることなく通えます。
デザートは人気レギュラーメニューのクレームブリュレ、本日のケーキ、紅茶プリン、アイスクリームなど。ブリュレは表面のパリパリが香ばしくてたまりません。アイスは自分ですくいとるスタイルです。
料金はドリンクバー付きで驚きの1,300円(税込)、90分制です。
雰囲気がよくて、ついつい長居してしまいそうなお店です。くれぐれも午後のお仕事に遅れないように。
紹介しているお店はこちら!
- OLD MAN’S UN 丸の内
- 個室 貸切 接待 JR 東京駅 八重洲南口 徒歩3分
※このお店のページは現在ご利用いただけません
3.グランドセントラル(洋食)
ランチタイムに1,000円以上は出せない(でもおなかいっぱいにはなりたい)!という方には、東京駅からもほど近い大手町にあるカフェレストラン「グランドセントラル」をおススメします。
こちらで実施されている平日のサラダデリランチはなんと950円(税込)!
HPや店頭看板にはサラダ、3種のスープ、パン、ドリンクバーとなっていますが、あなどってはいけません。
一人用としては大き過ぎるように感じるサラダボウルは、豊富なサラダアイテムで瞬く間に山盛りになってしまいます。野菜チップスやオリーブ、温泉玉子などのトッピングもあり、ドレッシングは5種類が揃います。
「問題」なのは日替わりの3種のスープ。おいしい濃厚マッシュルームポタージュのほかは、ビーフシチューとバターチキンカレー。なんとここ、シチューもカレーもスープの扱いなのです!スープというだけあってどちらもサラッとした仕上がりですが、お肉も野菜もたっぷり入っていて、パン、ペンネ、ライスと合わせられるように作られています。
パンの充実ぶりにも目を見張るものがあります。クルミレーズン、フォカッチャ、クロワッサン、ベーグル、デニッシュ、米粉、ハードロール、セサミなどなど。コンフィチュールもいろいろあるので、アレンジして楽しめます。
さらにメイン料理のローストチキン、温野菜、フルーツやヨーグルトなどのデザート、ドリンクバーまで付いていて、デリサラダランチというよりフルビュッフェといっても差し支えない内容です。
※土日祝はお店がお休みですのでご注意ください。
紹介しているお店はこちら!
4.ソフィア(洋食)
珍しいジャンルのお店もひとつ。
八重洲ブックセンター近くのレストラン「ソフィア」。ここは日本では数少ない本格的なブルガリア料理のお店で、さらにブルガリア大使館公認のお店でもあります。平日のランチタイムには、代表的な食材であるヨーグルトを使った料理を中心としたバイキングを実施しています。公式HPでは「オードブルバー」とありますが、選べるメイン料理以外はサラダ、前菜から温菜、主食、ドリンクまでがバイキング形式となります。
内容は、リーフサラダ、タラモサラダ、ショプスカ(チーズ入りサラダ)、ハム、ミシュマシュ(ブルガリア風スクランブルエッグ)、豆の煮込み、ミートボール、スネジャンカ(水切りヨーグルト)など。スネジャンカはまるでクリームチーズのような味わいで、そのままはもちろん、パンに塗ったりサラダなどのトッピングにしたりとアレンジして楽しめます。
他にはサーモンパスタ、パン、ピラフがあります(パンとピラフは選択制で、どちらも食べ放題です)。タラトルというヨーグルトスープはさっぱりといただけます。
メイン料理は4種類から選べます。
カヴァルマ(ブルガリアの代表的な料理で、野菜とお肉を土鍋に入れてオーブンで焼いたもの)、ムサカ(ギリシャ料理で有名ですが、隣国ブルガリアでもポピュラーな家庭料理)、キュフテ(ミートボール)、ドルマ(ピーマン肉詰め)など。
デザートとドリンクももちろんヨーグルト!
豆乳ヨーグルト&シリアルとアイリャン(ヨーグルトドリンク)です。アイリャンはブルガリアの国民的飲み物だそうです。テーブルの上にはヨーグルトに関するうんちくが書いてあったりして、とても勉強になります。ドリンクは他に乳清ゼリードリンク、ローズウォーターなどと充実してます。
※デザート盛り合わせとコーヒーのセット(300円)もあります。
代表的なブルガリア料理を網羅した、ヨーグルトづくしのこのバイキング、平日限定で制限時間は90分、料金は1,100円(税込)です。
東京のむのむさんがこちらの記事で紹介されていますので、気になる方はこちらからどうぞ。
https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/6888/
紹介しているお店はこちら!
- ブルガリアダイニング SOFIA
- ダイニングバー 東京メトロ銀座線 京橋(東京都)駅 7番口 徒歩2分
※このお店のページは現在ご利用いただけません
5.和田倉噴水公園レストラン
最後は東京駅の近くにあるとは思えない「都会のオアシス」のようなお店を。
丸の内のビル街を抜け、皇居のお濠を渡ったところにあるのが「和田倉噴水公園レストラン」です。その名の通り、噴水公園内にあるお店ですが、すぐお隣のパレスホテル直営とだけあって、景観を楽しみながらホテルメイドの絶品洋食がいただけます。
前菜は野菜サラダ、カプレーゼ、魚介のエスカベッシュ、カルパッチョ、キッシュ、テリーヌ2種に加え、オマール海老入り豆サラダやフォアグラのフランと豪華食材を使った料理なども登場します。
温菜もチキン照り焼き、ミラノ風カツレツ、子牛のクリーム煮、ハンバーグ、鯖のフリット、メカジキのソテーと盛りだくさん。お料理のソースは、さすがはホテルと思わせるものばかりです。
ホテルバイキングではおなじみのローストビーフのカッティングサービスもあります。
他には、濃厚さがたまらないポタージュ、ミネストローネ、各種パン、お肉たっぷりのビーフカレーなど。デザートはケーキ、ワッフル、マンゴープリン、パンプティング、フルーツなどとこちらも充分な品揃えです。
建物も印象的で、外観はまるでオペラハウスのよう。天井の高さは8メートルもあり解放感は抜群で、店内から噴水公園を一望できるロケーションです。
料金はドリンクバー付きで2,800円(税込)。土日祝は90分時間制限の二部制となります。ランチで二千円台後半は高いと思われるかもしれませんが、雰囲気と料理内容からすれば、とてもリーズナブルといえます。
紹介しているお店はこちら!
- 和田倉噴水公園レストラン
- フレンチ 都営三田線 大手町(東京都)駅 D2口 徒歩2分
※このお店のページは現在ご利用いただけません