１．カレーの概念をブチ壊す堕天使の狂宴!!『堕天使かっきー』

阿倍野『ニャムニャム食堂』(月曜・夜)と『Bar Horizon』(水曜～土曜・昼)にて宿借り営業している『堕天使かっきー』。
2ヶ所のお店で営業している、宿借り系の中でもちょっとレアな存在っすね。
「創作旨出汁スパイスカレー」、または「変なカレー」とも呼ばれる独創性溢れるカレーをいただけるお店です。
店主の通称かっきーは複数のバンドを掛け持ちしている凄腕ベーシスト。

今回紹介するのは、アテやサイドメニューが豊富な『堕天使かっきーinニャムニャム食堂』。
阪堺電気軌道上町線 東天下茶屋駅から東に進みあべの筋を横断。
50m程南下した3筋目の角を左折して暫し進みますと、右手側の角に店舗を発見できます。

こちらのカレーは、先にも書いた通りの旨味押しな「出汁」を利かせたスパイスカレー。
大阪では出汁を使った「旨味系カレー」が徐々に流行りつつありますが、『堕天使かっきー』はその先駆けとも言えます。
スパイス感よりも旨味のバランスが強く、スパイスの利きはそっと寄り添う感じの補助的な使い方。
素材の旨味をグイグイと引出し、そのカレーを合わせるのはなんと「炊き込みご飯」。
その奇抜な発想とセンスは、カレーという一種の固定概念を叩き壊してくれる才能を発揮しています。

そしてカレーのみならずアテの数々も爆旨。
中でもその日のカレーを合わせたり、更にはリクエストに合わせて即興で作るパスタは、本格イタリアンにもひけを取らない味わいです。

どこの国のテイストにも属さない「かっきーメシ」とも言える独自性は、正に「旨味ファンタジスタ」と呼ぶに相応しいです。


紹介しているお店はこちら！
【カレーと酒のアテ 堕天使かっき～】
ジャンル：スパイスカレー/バー
電話：非公開
住所：大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋4-12-8
交通手段：地下鉄谷町線 阿倍野駅から徒歩約5分
営業時間：18:00～翌1:00
定休日：火曜～日曜
駐車場：無
サイト：https://twitter.com/datenshi_kaki

２．九条の驚異的な安旨スパイスカレー居酒屋『サケトメシ』

今年9月にOPENしましたこちら、店主の通称とくちゃんは、「徳広飲食」の名で有名なカレーイベント「カレー事情聴取」にも参戦した事のあるカレーマスター。
そんな居酒屋スタイルのお店でスパイスカレーがいただけるという、なんとも稀有な存在です。

店舗は地下鉄中央線 九条駅から東へ徒歩約3分。
ウッディーな外観のお店の暖簾には「サケトメシ」の文字。
キリンラガーの提灯とかガチ居酒屋雰囲気～(そら居酒屋やしな)。
店内はカウンターオンリー10席ぐらい??の正に居酒屋スタイル。
このお店側との距離の近さ、下町の呑み屋って感じでイイすね!!!

こちらのメニューは定番の居酒屋メニューから、「ジャークチキン」や「エスニックからあげ」といったスパイシーなアテも用意されています。
そして注目すべきは〆仕様のカレー。
居酒屋さんとかだったら所謂「カレーライス」が多い中、なんとガチのスパイスカレーがいただけたりします!!
基本2種類のあいがけスタイルで、ココナッツミルクが香るエスニック風や和出汁を使った創作など、その引出しも多種多様。
そして驚かされるのが、このあいがけカレー、、、

なんと580円でいただけてしまいます!!!

ミニサイズとかではありません。ガッツリレギュラーサイズです。
一品メニューもお値段抑えめやし、ほんま下町の居酒屋とウマウマなスパイスカレーが同時に楽しめるエエお店。


紹介しているお店はこちら！
【サケトメシ】
ジャンル：スパイスカレー/居酒屋
電話：090-5244-8889
住所：大阪府大阪市西区九条1-13-1
交通手段：地下鉄中央線 九条駅から徒歩約3分
営業時間：12:00～14:00(火～金曜のみ)/18:00～24:00
定休日：不定休
駐車場：無
サイト：無

３．本格スリランカ料理店が展開するスリランカ居酒屋『NUWARA KADE』

日本全国でも有数の….いやさTOP級にスリランカ料理が根付いた関西エリア。
特に大阪はハイレベルなスリランカ料理店が点在するスポットとなっとります。
そんなスリランカ料理激戦区と化した関西でTOPクラスの人気を誇る『Rodda group』。
その『Rodda group』がスリランカ居酒屋というスタイルの2号店『NUWARA KADE』をOPENしました。

地下鉄中央線 阿波座駅から新なにわ筋を北上。
最初の信号の交差点を左折し、更に最初のT字路を右折しますと店舗発見。
スリランカの国旗が立てられた外観は、派手なライティングでおもくそ目立つんで、夜営業なら迷う事無いですな(笑)
店内は何処か割烹や寿司屋を思わせるデザイン。
つーのも、カウンターには明らかにネタを入れる様な冷蔵ケースがワインクーラーとして使われております故(笑)

料理はスリランカの現地的なアテや一品モノが揃った、正にスリランカの居酒屋テイスト。
スパイスの利いた「カトゥレット」やキリッとシャープな辛味の炒め物「デヴィル」などなど、ガツンとくるパンチのある味わいは、お酒をグイグイ進めます。
特にオススメは、予約必須の「コットゥ・ロティ」。
ロティ(全粒粉を使った無発酵パンの一種)を細かく刻み炒めた料理で、
独特の食感とスパイス感満載な味わいは正に現地式。

カレーはスリランカスタイルの混ぜ合わせるスタイル。
4種類ほどのカレーや副菜を、好きなように盛り付けていただきます。

４．一品もカレーも秀逸過ぎる堺の隠れ家居酒屋『喰ま呑み』

大阪市内だとここ最近だけでも結構な勢いで増加の傾向を見せている「呑めるカレー」。
しかしこちらは、そんな大阪市内からグイグイと離れた堺市。
いわゆる居酒屋さんな訳ですが、本職に勝るとも劣らないウマウマなカレーがいただけるお店です。

阪堺電軌阪堺線 大小路駅から南東へ徒歩約2分。
南海本線 堺駅からでも徒歩約10分程で到着できるので、難波辺りから行く場合はこちらをお勧めします(・ω・)
入口をビニールカーテンで囲んだ外観は正にTHE 居酒屋。
知らないと秀逸なカレーの存在感は流石に感じません(笑)
店内はL字カウンター8席のコンパクト＆エエ感じの距離感。
下町感満載でこりゃアットホームですな。

ズラリと並ぶメニューは、常時60種類以上。
更にメニューには載ってないモンもあったりするんで、その引出しの多さは折り紙つきです。
純居酒屋的なメニューから、創作系のオモローなものまで多種多様。
特に写真2の「コロッケサラダ」は必食モノ。
ポテトサラダに衣のザクザク感がコラボしててむっさ旨い☆

カレーはスタンダードな「チキンカレー」がメイン。
カルダモンのパンチがガッツリ利いた正統派スパイスカレー。
〆にこのクオリティのカレーがいただける居酒屋とか、、、コレ本職の方々もうかうかしてられないですね(笑)

５．大阪有数の呑み屋街にスパイスバルが登場!!『トムントコ』

大阪でも有数の呑み屋街となっている天満～天五エリア。
そんな天五界隈で人気沸騰中のSPICE&BARの『トムントコ』。
ランチタイムにはすんばらしくハイレベルなスパイスカレーを提供しておりますが、夜はお酒とアテも楽しめたりします。
ある意味で真骨頂である夜のBAR営業・通称『夜ントコ』(勝手に言ってるだけー)をご紹介。

地下鉄各線 天神橋筋六丁目駅の12番出口から南東へ徒歩約7分ほど。
酒場天国な天満としてはちょいと外れた路地の一角に店舗を発見できます。
内に入りますと、昼に負けず劣らず夜の活気で溢れとります!!!

夜のメニューは、どれもスパイスを組み合わせたりするカレー好きには堪らないラインナップ。
イタリアン的なアテや燻製メニューもあるので、呑むお酒の幅も広がってしまいます(笑)
ちなみに画像2の「牛すじのクミンクリーム煮込み」、鬼旨いです。
クミンの風味がクリームの柔らかさで円みを帯びており、牛すじのこってり感にマッチ。
マスタードと合わせてパンに挟んで食べると、こいつぁ止まりません!!!

カレーはその日の仕込みによって内容が変わるスタイル。
画像1は「ラムキーマカレー」。
粗めに挽かれたラム肉の食感が相変わらず堪らなく心地良い!!!
サラサラルーの程良い酸味とスパイス感の融合が秀逸。
キレの良さもグンバツで、〆カレーとしてもほんま秀逸な出来栄え。

６．貝と海老そして蟹

心斎橋の隠れBARのこちら『貝と海老そして蟹』。
その名の通り、海鮮系をメインとしたお店なんですが、実はかなーりウマウマなスパイスカレーを提供してくれる貴重なお店。

地下鉄御堂筋線 心斎橋駅となんば駅の中間辺り。
「御堂筋三津寺町」交差点を東に入って少しの所にある「日宝ロイヤルビル」の1F奥に店舗を発見できます。
店内のデザイン・レイアウトは居抜き前と同じカウンターのみのBARスタイル。
奥に調理スペースのあるコンパクトなスペースです。

数ある海鮮メニューの中でも激推ししたいのが、画像1の「カリージョ(バゲット付)」。
アテの鉄板メニューであるアヒージョにスパイスを投入したオリジナルメニューです。
「カリー＋アヒージョ＝カリージョ」っつー訳で。
ちなみに画像はカスタマイズメニューの「海鮮ミックス」をチョイスしとります(海老＋牡蠣＋帆立)。
パンチの利いたニンニクの風味とオイリーさにプラスされたスパイシーさが、正にカリー・アヒージョ!!!
この＋αの爆発力はゴイゴイスーです!!!

そしてこのメニューには恐るべき〆オプションがありまして、、、
カスタマイズメニューの「追いめし(50円)」で、グツグツと煮込んだリゾット風に仕上げていただけます☆(画像2)
スパイス感と魚介の旨味をこれでもかと含んだオイル。
こいつをたっぷりと吸い込んだシーメーが旨くない訳ないじゃないすか!!!
意外な程にギトッとしていない軽快な後口で、且つガツンとした旨味の主張もある圧倒的存在感。
もう呑みのアテから〆までいけるすんばらしー逸品です。

画像は「カリージョ」で埋めてしまいましたが、一品としてのカレーも勿論あり、「意外と美味しいカレーライス」なるやや自虐的ネーミング(笑)
こちらもタマリンドの酸味がキュッと前面に出たウマウマなスパイスカレーなので是非☆

ジャンル：スパイスカレー/バー
交通手段：地下鉄御堂筋線 心斎橋・なんば駅から徒歩約8分
営業時間：18:00～翌2:30(金～日：18:00～翌6:00)
定休日：不定休
駐車場：無

７．スナック的雰囲気でいただくスパイスカレーが旨い!!『ベジン』

東大阪で群を抜いてレベルの高いカレーをいただけるこちら『ベジン』。
ランチもやっていますが、夜はスパイスを利かせたアテをちょこちょこやりながら、激烈に旨いスパイスカレーがいただけます。

近鉄奈良線 八戸ノ里駅の北側から「八戸ノ里駅駅前交差点」を北に進みます。
最初の角を左折して2つめの角をまた左折。
曲がったすぐのところにある「キングスプラザ」の2階に店舗を発見。
スナックやらバーやらのテナントの中にあります。
店内はやはりちょいとスナック的な雰囲気ですが、明るい照明が和やかな空気を生み出してもいたり。

お酒のアテはインドやスリランカ的なエスニック調のメニュー内容。
こちらは後のカレーに副菜として合わせてもンマンマです。

こちらのカレーのメインは「野菜ソルティカレー」というベジなカレーなんですが、今回紹介するのは土曜日限定で提供されている「おめで鯛カレー」(画像1)。
出汁感が半端無いスープ状のルーは、見た目はカレーというよりリゾットか雑炊的な感じ。
先ずファーストインパクトは口内に弾ける様なスパイス系の広がり。
決して主張が強い訳ではなく、柔らかく広がる様な優しい攻め具合です。
そして後追いで迫ってくる、、、猛烈な鯛の旨味!!!
しつこさの全く無いキレッキレの旨味は、それでいてじんわり奥深い味わい。

このゴイスーな鯛の主張、実はルーだけではなくライスにも秘密が。
見た目では分かり辛いですがこのライス、鯛出汁で炊き上げたスパイスライスだったりします。
つまりはルーとライスの旨味二段構え。

この鯛の旨味満載なカレー、是非ともご賞味あれ!!!


紹介しているお店はこちら！
【ベジン】
ジャンル：スパイスカレー/カフェ/バー
電話：090-4371-4357
住所：大阪府東大阪市小阪2-15-6 キングスプラザ2F
交通手段：近鉄奈良線 八戸ノ里駅から徒歩約5分
営業時間：11:30～15:00/18:00～24:00
定休日：日曜・祝日・月曜ランチ
駐車場：無
サイト：http://ameblo.jp/syoku-haha/