気が付けばもう12月。年の瀬の月に突入です。
今年も無事に過ごせたことのお礼に、来年もまたいい年であることを願いに、あるいは、おもてなし用品を買いに、浅草、合羽橋方面へ訪れる機会も増えてくるのではないでしょうか。
ブラブラしながらお土産散策。
定番のお土産もいいけど、たまには違ったものが欲しいかも。
今回はそんな時にピッタリな、下町らしい豪快なぶどうパンに出会えるパン屋さんをご紹介しましょう。
お店は東京メトロ銀座線、田原町駅から徒歩1分程のところにあります。
「ボワ・ブローニュ」。
創業50年を超える老舗のパン屋さん。入口にはたくさんの植物が飾られていて、一見するとお花屋さんと勘違いしてしまいそうな佇まいです。実際、私もそうとは分からず、一旦通り過ぎてしまったぐらいでした。
でも、間口の広い入口から店内を覗くと、パンがずらりと並べられていて、パン屋さんであることがすぐに分かります。下町っぽい温かな雰囲気が感じられて、懐かしさが漂う店内に、早速入ってみました。
店内に入ると、昔懐かしい、昭和を感じさせるパンがいっぱい♪あんぱん、メロンパン、クリームパンにカレーパン。おしゃれ感は皆無ですが、レトロ感はMAXです。近所に一件は必ずあったような、あの頃感に浸れるパン屋さん。どれも食べたくなってしまって、選ぶのが悩ましかったです。
そして、その棚の上段には、このお店の看板パンのぶどうパンがずらーり!!まだ焼きあがってから冷めきってない状態だったので、焼けたパンの香りがたまりません。大小2サイズ揃っているので、人数に合わせた大きさで買えるのがいいですね。今回は小サイズを買ってみました。
それがこちら。
小サイズは男性の手いっぱいぐらいの大きさですが、それに反して、その重量感がすごいです。もうまさに、ズッシリ。ぶどうパンでこんなに重たさを感じるのは初めてでした。
そして、バッサリと切ってみたら、このぶどうの量!!
何じゃ、こりゃあ?!
と、思わず叫んでしまいました。ぶどうパンって、パン部分に所々ぶどうが点在しているのが普通ですよね?でも、こちらのぶどうパンは常識外。パンでぶどうを包んでいるような感じでした。
食べてみると、ほんのりと甘い柔らかなパンに、ぶどうのジューシーさがよくあっていました。どちらかというと、パンを食べているというよりも、ぶどうを食べているみたいです。太っ腹すぎて、心配になるぐらいでした。ぶとうパンLoverには必食の一品でした。
こちらは、3色パン。最近ではなかなかお目見えしない、昭和を代表するパンです。中は、カスタードクリーム、チョコクリーム、つぶあん。色々食べたい、私のような欲張りさんにピッタリなスイーツパンです。
バターロールに似た、ほんのりと甘いパン生地に、クリームやあんこがこれまたたっぷりの大盤振る舞いぶり。期待を裏切らない、想像通りの懐かしいお味で、ほっこりと和むことができました。
お惣菜パンも豊富です。サンドイッチや、ドッグパンにお惣菜を詰め込んだ、購買部でお馴染みだったスタイルのものです。こちらもどっちも食べたい!という欲張りさんに嬉しい、ハーフ&ハーフがたくさんラインナップされていました。
今回買ってきた玉子&ホットドッグは、やっぱり学生の頃に食べた、あの懐かしい味がしました。手作り感満載の玉子サラダが、たまらなく美味しかったです。
他にもコロッケパンなども色々とあって、何度でも通いたくなってしまいそう。こちらは朝は9時から、夜は11時まで、というロングランの営業なのも有難いです。朝食はもちろん、夜中に小腹が空いた時にも重宝しそうなので、知っていると便利なパン屋さんですよ♪
朝に、ランチに、おやつにお夜食に。そしてお土産にはぶどうパン。たまには懐かしい昭和のパンのお味に、一日浸ってみてはいかがでしょうか?
営業時間:9:00~23:00 ブドーパンは火金土のみ
紹介しているお店はこちら!
- ボワブローニュ
- パン・サンドウィッチ
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