ラーメン激戦区で生き残り続ける創業60年以上の老舗
創業は昭和28年。
製麺所直営の安定した味と値段を頑なに守り続け、ラーメン激戦区かつ入れ替わりの激しいこの西新宿界隈で安定した人気を維持しているお店です。
専門家の多いこの分野にはあまり顔を出さない私ですが、それでも一度は取り上げておきたいと思い今回に至りました。
今どきラーメン400円!
特筆すべきはこの値段でしょう。
・中華そば 400円
・味噌ラーメン 480円
・餃子 200円
・チャーハン 280円
その他もろもろもほぼ全てが「昭和」価格です。
古き良き時代の懐かしい味
このお店が人気を集め続ける理由はやはり「味」でしょう。
決して安かろう悪かろうではなく、誰もが「そうそう、この味」と思える安心できる味です。
まずは王道のラーメン(中華そば)。
まずこのビジュアルにやられてしまいます。
見ただけで伝わる味とでもいいましょうか、鶏ガラベースのスッキリしたスープに黄色い麺、そこに王道のトッピングです。
煮玉子じゃなくて普通のゆで玉子がいかにも昭和っぽいですね。
こちらは味噌ラーメン。
中華そばのトッピングにもやしが追加されナルトが抜かれています。
ランチタイムにはこの味噌ラーメンを食べてるサラリーマン風の方を多くみかけます。
さらにワンタンメンも(550円)。
中華そばの中にワンタンが5,6個「突っ込まれた」感じです。
ワンタンがほとんどくっついているのはご愛嬌。
サイドメニューも充実
全て「茶碗XXX」と表記されているご飯類のメニューもそこそこあります。
・茶碗鶏カレー 230円
・茶碗中華丼 330円
・茶碗角煮丼 350円 など
その中でもこちらは王道と思える茶碗チャーハン(280円)。
こちらは残念ながら「レンジでチン♪」ですが、安いし量もしっかりあります。
こちらはぱりっと餃子。
小粒ながら6個で200円は驚きですね。
皮が薄くあっさりしており、おつまみに最適かと。
最近では奇をてらったお店や、値段だけで味も接客も二の次のお店も多くなってきた中で、こうして頑なに王道を守っているお店が支持されるのは嬉しいですね。