お、お好み焼き・・!?
お、お好み焼き・・!?
いえいえ、違います。これはあまーいスイーツ。ケーキなのです。
こんなインパクトあるビジュアルをしたケーキを販売しているのはパティスリー『1904(ディズヌフソンキャトル)』。
中目黒駅からは徒歩15分くらい。最寄りは池尻大橋駅で徒歩8分くらいで、山手通りから住宅街へ入る、その入り口付近にあります。
アルチザンとインダストリアルの融合がコンセプトで、日本の近代化が始まったとされる1904年を店名にしたお店。
わたしがお好み焼きとまちがえたのは「ボストン」という名のケーキで、とてもシンプルにカスタードクリームとフレッシュクリームをビスキュイでサンドしただけ。
これは『1904』のシェフが修行されていた横浜の『浜志まん』で出されている商品である「ボストンクリームパイ」がそのルーツなのです。『浜志まん』の説明によると、その名のとおりボストン生まれのお菓子で、パイ皿でスポンジを焼いて作られていたそう。
『1904』の「ボストン」はカスタードクリームには天然バニラビーンズが用いられ、スポンジはふわふわです。
カステラに近しい卵味のスポンジ。上のデコレーションはグラサージュです。
円形なことと、マヨネーズ×ソースの色を思い出させてお好み焼きって見えちゃったのですが、このあしらいが、とても美しいですよね。おみやげに持って行ったら歓声があがりそうなビジュアルだと思います。
それから、もう一品。こちらも見た目のインパクトがあります。
「ベイクドアップル」リンゴが丸ごと1個使われた商品です。
酸味と甘みのバランスがとれた青森の指定農園で採れた紅玉を使用されています。芯をくり抜いて、レーズンを詰めて甘く煮詰めてあるのです。
内側に赤みがじわっとしみて綺麗なグラデーションになっています。くたくたというほどではなくかといって気になるシャキシャキさもなく良い塩梅の食感です。すっぽりとカップに入っているので持ち歩きも安心ですよ。
それから今の時期に外せないのは「モンブラン」。
フランス栗ペースト2種をあわせたクリームと発酵バターを用いたサクサクのタルト アマンドは豊かな風味。アーモンドパウダーと卵黄がふんだん用いられています。そこに、カスタードクリームと生クリーム。
そしてマロンのクリームが乗ります。このマロンのクリームはペーストにハチミツ、バニラビーンズ、ラム酒をあわせ、生クリームで仕上げられたもの。栗の味わいが鮮烈!そこに負けないタルトの存在感でおいしいのです♪
和栗のモンブランもこの時期限定品としてでています。
秋の味覚りんご、栗ときたら、カボチャです。
素材の甘みが引き出されそこにシナモンを効かせたねっとりした「スイートポテト」もありますよ。