「麺に哲学を」の麺哲グループが、東大阪のラーメン地図を大きく塗り替える!
豊中にある関西ラーメン界の雄、「麺哲」の姉妹店であるコチラは、元は2008年2月から2011年12月までの間、「麺哲支店 坊也哲」として高槻の方で営業されてたみたいですね。
2013年6月に移転オープンした当時はさほどでもなかったんですけど、某有名ムック本の「第3回 究極のラーメンAWARD関西」でグランプリに輝いてからは、オープン前から行列が出来るほどの人気ぶりを博しています。
店内はカウンター8席と、4人掛けボックス4席からなり、入り口付近には中待ち用のスペースも用意されています。
平日の昼メニューは醤油と塩のラーメン2種類に、つけ麺、それにその時々による限定や、ご飯ものがラインナップ。
肉醤油ラーメン 900円
鶏が芳醇に香る清湯に昆布出汁を合わせ、カドのないまろやかな醤油がスッキリ香るスープは、最初のインパクトは弱いものの、飲めば飲むほどに旨みが広がってクイクイと飲んでしまいます。
ツルツルと滑らかな舌触りの平打ち中細麺は、噛めばモチモチの食感に小麦の風味もシッカリしていて美味しい麺です。
具はチャーシュー2種、海苔、九条ネギと、その下にメンマが隠れていました。
ピンク色が鮮やかなレアのバラ肉2枚に、旨みがシッカリ感じられるモモ肉が3枚、いずれもメチャクチャ美味しいチャーシューで、満足感がハンパないです。
せせり中華そば 800円
麺は醤油ラーメンと同じだと思われる、平打ちの中細ストレート麺で、コチラの麺は文句なしに旨いです。
スープは醤油ラーメンより見た目が濃く、高井田系のような色合いで、醤油の主張がハッキリしていて油分も若干多めかな。
最初から振られたコショウのパンチが効いてて良いですね。
具はシコシコ食感が楽しいせせり肉に、柔らかいレアチャ-シューまで入っている太っ腹ぶりです。
つけ麺(400g) 900円 豚マヨ丼セット 麺+200円
ツルツルもちもちの麺は、是非つけ麺でも味わっていただきたいと思います。
そのまま食べると小麦の風味がさらにシッカリ分かって美味しいんですよ。
鶏ガラベースの清湯に、ガツンと塩ダレを効かせたつけ汁は、鶏湯も浮いていて濃厚ながらもスッキリと切れ味もあって、そのままでも飲めるバランスの良さ。
細切りのネギに水菜にメンマ、ブロック状のチャーシューに鶏団子、それにネックのようなコリコリしたひね鶏の小肉も入っていて、具だくさんなのも嬉しいですね。
そして、是非とも食べていただきたいのが豚マヨ丼です。
モチモチと柔らかい薄切り豚に、甘辛い醤油ダレとマヨネーズ、散りばめられたフライドガーリックが絡んで、メッチャクチャ美味しいんです!
これまで鶏ガラ醤油に極太麺の高井田系や、濃厚豚骨がウリの豚吉グループのお店に目がいきがちだった東大阪に、新たなウェーブを巻き起こした感じさえあるコチラ。
滋味深いラーメンとコッテリ旨い豚マヨ丼は、遠くからでも訪れる価値は十分だと思いますよ♪