食欲の秋です。
暑い時には出来るだけさっぱりとした物が食べたいですが、段々と寒くなってくると、重ためのものもウェルカム状態になりますよね。
季節もよくなってきたし、お散歩がてら美味しいものを買いに行きたい!!
今回はそんな方にピッタリな、世界初のヴィエノワズリーの専門店をご紹介しましょう。
場所はスイーツの聖地、自由が丘にあります。
「RITUEL par Christophe Vasseur 自由が丘 (リチュエル パー クリストフ バスール)」。
2015年8月にオープン。パリで有名な「デュ・パン・エ・デジデ (Du Pain et Des Idees)」のオーナーシェフ、クリストフ・ヴァスールさんが手掛ける、世界初のヴィエノワズリー専門店です。
お店は洋服屋さんの一階にあって、いかにも「パン屋さん」という構えではありません。申し訳程度の看板が外に掲げられている程度ですから、ガラス張りの店内を見て初めてそれだと分かります。
外からでは商品はよく見えないので、早速中に入ってみました。
入口すぐのところにオープンキッチンがあって、作っているところを見ることができます。魔法のように形作られていくパンの姿をみるのは、パン好きにはたまらない光景です。時間があったら、ずーっと見ていたいところですが、それはこの次に。
その先にお目当てのヴィエノワズリーがずらーり!!見目麗しいパンの数々に一気にテンションMAXです。
まず最初に目に留まるのは、きれいなフォルムのクロワッサン。
その奥に、こちらの看板商品のエスカルゴがあります。クロワッサン生地にフレーバーを巻き込んで、それをカットして焼き上げたものです。その断面がエスカルゴに似ていることから命名されたようです。
対面式の販売で、お店の方が取ってくれるシステム。オーブンの場所によって焼き色が変わってくるので、好きな焼き色を選ばせてくれるのはすごく有難いです。お店の方と相談しながら、ハンサムな子を買って帰ってきました。
エスカルゴは4種類のフレーバーが展開されています。全部は流石に無理なので、その中から一つ買ってきたのが、このショコラ・バナーヌ。イチオシはピスタチオのものでしたが、生憎苦手なので、大好きなチョコバナナを。
中にドライバナナとチョコレートを巻き込んだフレーバーです。オーブンで温め直して食べることを勧められたので、その通りにリベイクして食べてみました。
リベイクすると、クロワッサン生地がパリッとしていい感じになります。食べてみると、外側はパリパリッとして香ばしい♪中心部に行くにつれて、それがしっとり、もっちりとした食感になって、その違いがまた楽しいです。クロワッサン生地ですが、ハラハラとはあまり落ちないので食べやすく、バターをたくさん使われているにも関わらず、バター特有の重たさがなく、脂っぽさもないので、軽やかに食べきることが出来ました。
甘さも、ドライバナナの甘さぐらいですので、朝食に食べてもいいかな、と思いました。
こちらはプチサイズのショコラティン。いわゆるパンオショコラです。小さくてもきれいな層が作られていて、丁寧なお仕事をされているなあ、と感心しました。
こちらもサクッとした食感で、中のチョコレートはビターなので、甘すぎないところがいいです。レギュラーサイズの3分の1ぐらいの大きさなので、小腹が空いた時やおやつにピッタリだと思いました。
こちらはプチクロワッサン。レギュラーサイズの半分より小さいサイズです。バターの香りは控えめですが、バターのコクはしっかりとあって、こちらも申し分ないお味でした。甘さのないプレーンなお味なので、サラダやスープのお供として食べてもいいかな、と思いました。
他にも、クリスティンというカスタードクリームを巻き込んだパイ生地をねじったものや、一口サイズのパイなどもあって、そちらもかなり気になるところ。種類はそう多くはないので、全種類食べてみたいですね。
季節柄、お外でパーティー、なんていう機会もあるでしょう。そんな時の手土産の一つとしていかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
店名:RITUEL par Christophe Vasseur 自由が丘 (リチュエル パー クリストフ バスール)
住所:東京都目黒区自由が丘2-9-17 1F
電話番号:03-5731-8041
営業時間:月~金:10:00~20:00 土日・祝日:9:30~20:00