もとはそば屋?鹿児島の特上黒豚かつはそばつゆでしゃぶしゃぶ!
日比谷の鹿児島のアンテナショップ、「かごしま遊楽館」2階にある鹿児島黒豚のお店、「遊食豚彩 いちにぃさん」。
鹿児島から国道3号、2号、1号をはるばる駆け上がり、花のお江戸・有楽町で商いを始めたことから国道の番号をとって「いちにぃさん」と名付けられたそうです。
もとはお蕎麦屋さんだったとのことで、こちらのお店ではしゃぶしゃぶのおつゆは日本で初めての"蕎麦つゆ仕立て"で出されます。
鹿児島名物黒豚をリーズナブルに食べることができるランチタイム!
ランチタイムには本場・鹿児島黒豚を贅沢に使った定食類が1000円前後でいただけるのでおススメです。
「黒豚のしゃぶかつセット」 1100円。
ガッツリ食べたい人向け、大きなかつに大きなお椀の具だくさん豚汁などがセット。
鹿児島産の黒豚のモモ肉をカラリと揚げ、特製の蕎麦つゆ仕立てのおだしに浸していただきます♪
おだしの中の大根おろしにはゆずが効いて、こんなにボリューミーな揚げ物でもさっぱり。
この漬けだしの蕎麦つゆは、鹿児島の生醤油とザラメ、みりんで調合してていねいに熟成させた本返し醤油を、一番だしと追いがつおで香り豊かに仕上げたこだわりのものだそうですよ。
深い味わいがあり、鹿児島伊佐米ヒノヒカリのご飯にも合います♪
断面を見ると、とんかつといっても固まり肉がフライになっているのではなく、スライスされた一枚肉がぐるっと巻かれ、衣をまとい揚げられたものでした。
だからお肉が固くならず、火の通りもよいのですね。
もともと柔らかいことで知られる“かごしま黒豚”ですが、お肉の層の間には肉汁がたっぷり含まれ、より柔らかく感じられます。
黒豚は地元の野菜を食べ育った生粋の鹿児島っ子。
甘さの秘密は成長期にサツマイモを食べることで、独特の旨味と甘味が増すのです。
きめ細やかな繊維質を持つ上品でやわらかなお肉の赤身、旨味を含んだ脂の乗った白身とその両方を併せ持ちます。
女性に人気なのは、ヘルシーで見た目もきれいなお重「黒豚の野菜むしセット」
OLさんたちみんなが頼んでいたのが「黒豚の野菜むしセット」 1150円。
どうやらランチメニューの一番人気みたいでした。
この通り野菜もたっぷりのヘルシーメニューです。
厳選した黒豚のバラの良質の脂身は甘みが感じられ、まるでリボンみたいに華やか。
テーブルには関東しょうゆとかごしましょうゆが並んでします。
関東は「辛口」とあるけど、通常のしょうゆ。かごしまバージョンは「甘口」とあるように、肉料理に合いそうな結構甘めのしょうゆ味でした。
箸袋には鹿児島弁が書かれていて、旅情たっぷり^^
温かい小ワザに、鹿児島へひとっ飛び、黒豚を食べに行きたくなってしまいます。
ちょうどお隣に座った方々が、鹿児島の知覧出身のおば様がたで、「いちにぃさんは地元でも人気なのよ」と話しかけられて楽しいおしゃべりもできました。
日比谷以外にも、銀座店、カレッタ汐留店と支店があります。
ぜひ鹿児島の誇る極上黒豚を食べてみてくださいね!