味よし♪量よし♪値段よし♪ 三拍子そろった、お財布と腹ペコのお腹に優しい町の中華料理屋です。
一日に約4万人もの人々が乗り降りをする布施駅界隈は、大阪市内と比べて田舎色が強い東大阪市で唯一無二の繁華街なんです。
その中心にある布施駅を降り、南側に伸びるプチロード広小路商店街のアーケードの下を、約3分ほど歩いたところにお店はあります。
外観はかなり年季が入っていますが、店頭ディスプレイもキレイにお手入れされているので、中華料理屋に有りがちなギトギト感はまったくなく、気持ちの良い清潔感すら感じさせてくれます。
1階は10人ほどのL字カウンターと、4人掛け2卓の小上りになっていて、2階にも座敷が4卓ほどあるみたいでした。
まだお若そうな店主がほぼ一人で料理を作っておられ、3~4人いる女性店員さんが、配下膳やお会計、それに副菜の盛り付けや焼き餃子を分担されていましたよ。
背中側の壁との距離が狭く、腰掛けると後ろを通るのがキュウキュウなカウンター席は、いつ行っても常連や一見が入り混じっての繁盛ぶりでした。
なんと言っても7個200円の餃子をはじめ、ラーメンや焼飯が400円、一番高い春巻きでも800円というお安さなもんですから、人気なのもうなずけますよね~(^o^)v
カレー焼飯はシットリ目の炒め具合に、ピリッと香ばしいカレーの風味が食欲をそそります。
真ん中の黄身を混ぜ合わせていただくと、玉子のコクがプラスされて更に美味しくなるんです。
けっこうなボリュームに、モヤシスープまでついて500円とは驚きのコスパですよね。
とり天定食は1~2口大の鶏天が6~7個に、小エビまで入った野菜炒めもタップリで、まさにメインがダブルと言っても良いツートップ仕様。
それに生野菜、スープ、ご飯のセットでお腹イッパイになって、こちらも驚きのお値段650円なんです♪
他の客が『鶏カラ定食』とオーダーしたのを、店主に『ウチは唐揚げじゃなくて鶏天なんですよ~』と訂正されてましたが、あくまでも唐揚げと天ぷらは別物なのでご注意くださいね~(^_^;)
衣がサクッと揚がった鶏天を噛むと、中の肉はふわふわ柔らかで、特製塩につけながら食べると、ビールが欲しくなること間違いなしの美味しさです。
野菜炒めもモヤシがシャキシャキの食感で、アッサリした味付けですけど、ごはんのおかずに持ってこいですね。
スープにもモヤシがタップリなので、かなりモヤシを食べた感がありますよ・・・(笑)
看板に書かれてある字は難しくて読めませんでしたが、これで「おぼこ飯店」と読むんです。
決してオシャレの雰囲気ではないので、デートなどの利用には向かないと思いますが、安くでお腹を満たしたい財布の中身が寂しいご同輩には、ぜひとも訪れて欲しい大衆中華のお店ですよ♪