赤組　安価でありながらスキ無し。

熊本市の中心街である上通り・下通り。

その上通りの裏通りに赤組。

とんこつラーメンは４８０円！

円安その他に起因する原料高のこのご時勢に、この価格キープがうれしいです。

にんにくの香りに包まれたスープはいかにも熊本らしい味わい。
とんこつの酸味と焦がしニンニクの味わいが融合します。

マー油入りのラーメンが世の中に出るはるか以前から、

熊本ラーメンと言えば、焦がしニンニクとその油なのです。

 

　

 

麺は少しシコ感の残る感じの茹で加減。
マー油が香るスープと絡まって　次のヒトクチを誘います。

博多から始まった替え玉も　今では全九州に広がり、このお店でも替え玉可能です。

味が強い熊本のスープならば、替え玉した２杯目もおいしくいただけるはず。

なにより、この味わいが　熊本県の県庁所在地の　しかも中心街でワンコイン以下。

暑さで有名な熊本市で、熱いラーメンをすするのもまた一興です。

　

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そして熱い暑い熊本ならではの冷やし麺

このお店の冷やし麺。

「梅しそ冷麺」　５８０円

 

テーブルにサーブされた瞬間から周囲に広がるシソの香り。

まだまだ残暑厳しい熊本の街中で　熱くなった体を一気に冷やしてくれる麺です。

しっかりと　ガッキンキンに冷やされた麺は　盛岡冷麺クラスの歯ごたえと喉ごし。

断面正方形の角が立った麺に絡むスープ。

 

圧巻はこのキンキンに冷えたスープ。

シソのふんわりとした香りと　シソのまろやかな酸味が舌を包みます。
これ以上はいやらしい。これ以下だと物足りない。

そんなギリギリのラインいっぱいいっぱいに満たされたシソの味わい。

コクコクと喉を鳴らしながら飲み干せば

背中の汗も一気に引いて　まだまだ暑い熊本の夏も軽く乗り切れます。

 

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