自己紹介文にも書いていますが、濃厚豚骨好きな濃厚民族のわたし。これまで福岡を始め、日本各地で数多の濃厚豚骨ラーメンを食べてきましたが、それでもあえてこう言いたい。
「魁龍に類する豚骨ラーメン店は無し」
「魁龍」は、平成4年に北九州市小倉北区で「小倉本店」を開業、平成13年に「博多本店」を構え、同年「新横浜ラーメン博物館」に出店し全国的な知名度を得るに至りました。
※ラーメン店でよく「どトンコツ」という言葉を見かけますが、実は「魁龍」がラー博出店する時に付けられたキャッチフレーズであるというのは有名な話。
その後、福岡県内に支店展開していましたが、いまは小倉と博多の2店舗という状況です。
まず訴えたいのは「博多本店」がお薦めであるということ
わたし自身「博多本店」訪問は、甲子園出場校風に言うなら「1年11カ月ぶり8回目」、「魁龍」全店通じて20回目の訪問です。先ほど申したとおり「魁龍」は小倉と博多の2店舗あるのですが、
断然お薦めしたいのは「博多本店」です。
何故なら、創業者・森山氏が取り仕切っているのが「博多本店」だから!つまり、本来の「どトンコツ」品質が期待できるということです!
ラーメンの前に「魁獣みそ」と「おにぎり」でも
もろみ・ちりめん・唐辛子・柚子などで作られた味噌。おにぎりによく合います。
「魁龍」ではなく「魁獣」なのは、開店当初、店名を「カイジュウ」とよく間違われたからだそう。
ちなみに、ラーメンに入れるのはNGです!
博多ラーメンではないので、麺の硬さは指定できません!
私的には、具が多くなる「魁龍ラーメン」か、ノーマルの「ラーメン」がお薦め。「全部のせ」でもよいけれど、主役のスープを味わう前に具を食べきるのが忙しくなってしまいます。あとは「バリカタありません」の注意書きどおり、うっかり麺の硬さを指定しないように注意!
待っている間にサインとスープの作り方の鑑賞会
店内に飾られた無数のサイン色紙を眺めてラーメン待ちましょう。
中には店主が大きな釜に入った豚骨をスコップでガンガンかき回している写真もあったりして、本物の豚骨がもうすぐやってくる緊張感を味わえます。
この土気色したスープが「どトンコツ」の証!
さて、こちらがノーマルの「ラーメン」
スープの粘り気は普通の博多ラーメンと同じくらいだと思いますが、骨臭さ、骨含有量がハンパない!!
これほど骨を食べさせる食べ物が世の中にあるだろうか?と思うほど。670円のうち600円くらいはこのスープを飲むために払っているかもしれません。
正直、骨濃度が高すぎて食べている最中から胃がもたれるかもしれませんが、家に帰りつくまで濃厚インパクトが尾を引くこと請け合い!
車でないと行きづらい立地ですが、未体験の方はぜひ食べてみてほしい一軒。
仮に苦手だったとしても「この前、こんなすごいラーメンを食べちゃってね・・・」と話のネタになるので大丈夫です。ぜひ!