元来「暑気払い」という言葉は、暑い夏に冷たい食べ物を食べて暑さを打ち払うことを指すそうですが、
いまは「暑さを乗り切る名目でひらく飲み会」のときに使うことが多いようです。ということは、
暑気払い=飲み会→飲み会後に〆の豚骨ラーメン
と繋がるのは自然な流れでありまして、今回は「少々夜遅くまで暑気払いしてしまっても間に合う博多豚骨ラーメン」をご紹介します。
場所は、福岡市西部の副都心・西新。博多・天神のような観光商業地区ではありませんが、小中学校、高校、大学が密集する文教地区で、
地元勤めのリーマン、学生、近くに住むファミリー層などが集うコンパクトな繁華街を有しています。
暑気払いが終電過ぎても〆られます!パート1「ラーメン 味一」
暑気払いの後、というか、夜専門のラーメン店として人気の「味一」
入り口には「友杉食品」の麺箱が積まれています。
ラーメンは500円、ですが、周りは何となくチャーハンセット750円を注文している人が多いような。
豚骨ラーメンは、濃すぎず薄すぎずの中庸濃度、ややタレの味が濃いめに感じるのは気のせいでしょうか。
ストレート細麺は短めで、最初から振り掛けられているゴマがよく絡んできます。
特徴は、端によく味がしみているチャーシュー!
単品の「つまみ焼豚」はラーメンと100円しか違わない400円で、芋・麦・そばと揃った焼酎300円と一緒に注文してしまいそう、
というか、ひとりで暑気払いしたいなら最初からここでいいのでは?とさえ思えてきます。
紹介しているお店はこちら!
店名:ラーメン 味一
住所:福岡県福岡市早良区西新4丁目4−4
暑気払いが終電過ぎても〆られます!パート2「長浜ラーメン じろう。」
四方を建物に囲まれ、通りに面していない悪立地ながらもオープンから今年で丸6年を迎えるこちらの店。
とにかく場所が分かりづらい!約6年ぶりに訪れましたが、正直、スマホで地図を見ながら辿り着きました(^_^;)
店の壁には「長浜ラーメン 力」から贈られた時計がかかってます。
ラーメンは、ややねっとりしたクリーミーな豚骨スープで若干の骨粉が見うけられ、塩気強め。
ラーメンの盛り付けがぞんざいなのは残念ですが、長浜ラーメンを謳う店で炙りチャーシューは珍しいのでは。
なお、こちらも「味一」同様、いや、「味一」より酒類が充実しており、ビール、焼酎、泡盛、日本酒、ハイボール、レモンサワーを完備。
オープン時から拡張した店は、数人なら暑気払い一次会でも十分利用可能です!
紹介しているお店はこちら!
暑気払いが終電過ぎても〆られます!パート3「博多ラーメン 西新亭」
最後は、本当に暑気払いの後に軽く豚骨ラーメンで〆るだけにしたい人向けのお店を。
西新駅から徒歩2分ほどですが、ご覧のとおり横丁内にひっそり暖簾を掲げており見つけるのにやや難儀するかもしれません。
製麺所直営だからなのか、一杯320円の価格が魅力!!
(店の人曰く)寸胴を見ながらスープの状態を見極めてラーメンを作っているそうで、
しょっぱめ薄めの豚骨スープは、油の浮かせ方が上手いのか、口を近づけると豚骨の臭みが広がります。
チャーシューは小さめ一枚、これは仕方ないか。この価格でもゴマと紅ショウガが入れ放題。とにかくラーメンだけ食べればお得ですが、
ラーメン以外のメニューは価格を一度確認してから注文しましょう!
餃子6個はラーメンと同価格の320円!そして、ラーメンは320円ですが替え玉は100円!
半チャーハンセット、ギョーザセットは650円、明太子ごはんセットは620円!
この店の良さを最大限に味わうなら、素直に〆のラーメン一杯食べて帰ることをお薦めします。
紹介しているお店はこちら!
店名:博多ラーメン 西新亭
住所:福岡県福岡市早良区西新4-9-18-7
電話:不明
営業時間:11:00~23:00 ※金・土・祝前日は翌2時まで営業
定休日:なし
以上、西新に縁のある方向け、暑気払いの後に〆で行きたい豚骨ラーメン3軒でした。