東京と名古屋を結ぶ大動脈が東名高速道路。2012年には「新東名高速道路」も開通して、この道を行き交うドライバーも多い。そんな高速道路で頼りになるのがSA(サービスエリア)。昔はここでの食事は期待できないと言われていたが、最近は様々なグルメを楽しめるように。もちろんラーメンも例外ではない。
今回は東名・新東名のSAで注目のラーメン店4軒を紹介します。長距離ドライブのお供に活用してください。
1.【新東名:駿河湾沼津SA下り】魚介を効かせたあっさり醤油味
新東名開通で設置された、駿河湾沼津SA。こちらの下り線フードコートに入っているのが「麺屋道神」。こちらはラーメン評論家の石神秀幸氏がプロデュースした、ラーメンとつけ麺を販売している。
「道神中華そば」は、動物系と魚介系の素材を合わせた澄んだスープ。鰹節などの節類の旨みと香りを強めに感じ、あっさりした中に印象を残す一杯。場所柄か、幅広い客層に味わってもらえる一杯にまとめられている。縮れた中太麺もスープをよく拾い上げてくる。
「道神つけ麺」は、動物系の割合を高めて濁りあるつけ汁で太麺を啜らせる。こってりさせすぎず、食べやすい魚介系のつけ麺の王道を行くスタイル。
紹介しているお店はこちら!
- 道神 NEOPASA駿河湾沼津サービスエリア店
- ラーメン
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2.【新東名:静岡SA上り】一風堂の豚骨に静岡名物をトッピング
新東名の静岡SA上り線には、一風堂のフードコート専門業態「IPPUDO NOODLE EXPRESS」が出店している。一風堂の「白丸」「赤丸」が食べられるのはもちろんの事、ここでは静岡限定のラーメンも販売されている。
それが「わさび豚骨」。一風堂の白濁豚骨スープに、荒刻みのわさびの茎を加えたわさびペーストが乗せられている。これを溶きながら食べると、一般的な辛口ラーメンと異なるさっぱりした辛さが、鼻をツーンと抜けていく。別皿のわさびで更に辛さを加える事も可能。唐辛子やラー油が一般的な辛口ラーメンと異なる、独特な一杯になっている。
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店名:IPPUDO NOODLE EXPRESS
住所:静岡県静岡市葵区小瀬戸字谷川地1514 新東名高速NEOPASA静岡(上り)
電話番号:054-276-0281
ホームページ:http://goo.gl/AzNAJb
3.【東名:足柄SA上り】佐野実プロデュースのあっさりの一杯!
東名高速上り線、御殿場インターからすぐの所にある足柄SA。フードコートに誕生した「創彩麺家 野の実」は、「支那そばや」創業者の故・佐野実氏がプロデュースした店。
「醤油らぁ麺」は澄んだ醤油色のスープで、あっさりじんわりした旨みが感じられる。支那そばやの中細麺を使用し、するすると啜り込める。
「塩らぁ麺」は焦がしネギが香りづけのアクセントになっていて、すっきりしたスープを飽きずに食べられる。他にも味噌ラーメン、焦がした牛油を乗せた塩ラーメン、様々なサイドメニューも揃えているので、家族連れで楽しむのにもちょうどいい。
紹介しているお店はこちら!
- 野の実 東名高速 EXPASA足柄(上り)店
- ラーメン
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4.【東名:海老名SA上り】22時から食べられるガッツリ太麺!
東名高速上り線、巨大な海老名SAの2階にあるフードコートに出店しているのが「らーめん 大山」。静岡県富士市に本店を置くこちらは、かつて「ラーメン二郎 町田店」店主だった影島氏が独立して創業。通常メニューは、あっさりしたスープに細麺を合わせ、桜海老を効かせた塩味と醤油味だが、夜22時から朝5時の間だけガッツリ系のラーメンが食べられる。
その「大麺」は、スープに地鶏と豚ゲンコツを使用。太平麺の上にたっぷりの野菜と「豚」を乗せたもの。フードコートでも「ニンニク入れますか?」と聞いてくれる。豚の甘さを感じながら、たっぷりの野菜とニンニクでスープと麺を「喰らう」感じが楽しめます。
唐辛子をたっぷりかけた「紅富士大麺豚W」も深夜限定の一杯。甘さと辛さの両方が突き抜けた、インパクト抜群の一杯でボリュームもバツグンです。