天満橋からすぐの趣あるうなぎ屋さん
今日は土用の丑の日です。
となるとうなぎが食べたい。
そんなわけで、さっそくうなぎ屋さんにいってきました。
天満橋にある伊賀喜さん。
昔ながらな趣ある外観ですが、中に入っても昭和な雰囲気で和めます。
並うなぎ丼を注文
1700円です。
肝吸いはプラス200円で追加しました。
ではでは、蓋をオープン♪
あれ?!
…
うなぎ丼なのにうなぎがいない!!
一面うなぎのタレがかかったごはん!
うなぎ丼を頼んだのに、うなぎの「う」の字もない!
す、好きですけどね。うなぎのタレごはん。
とりあえず、タレが絶妙にかかったごはんを食べる。
これが実に美味しい。
どんどん食べる。すると。
ごはんの間にうなぎがいた!
実はこれ、関西では有名なまむし丼。
うなぎの焼き方が関東と関西では異なるのは有名な話。
関西では、蒸しの工程がなく焼きだけで蒲焼を作り、仕上げにごはんの間に
うなぎを入れ蒸して食すのが一般的だったのだそう。
その調理法から、「間蒸し」「飯蒸し」と呼ばれ 「まむし丼」となったのだとか。
(注意:他諸説あります。そして毒蛇のまむしに似てるからでもありません)
今でも鰻をまむしと呼ぶ人がいるのはこういう事だったのですね。
むちっとした食感と、ごはんに絡むうなぎを味わって。
上や特上は、ごはんの上にうなぎが乗っているのだそうで、
この「まむし丼」を楽しめるのは、「並うなぎ丼」だけ。
焼きで仕上げられ引き締まったうなぎが、ごはんの間で蒸され、
ほんのりとふっくらしかかってるこの感じと、ごはんに滲み出たうなぎの旨みを、
ぜひ、土用の丑の日に味わってみてください♪
肝吸いも忘れずに!