トンカツの名付け親?
トンカツ自体は昔から存在していたものの
「豚肉に衣をつけて揚げたものをトンカツと呼んだのはこの店が最初」
という説もあるこちらのお店。
創業が大正10年ですからね、老舗の多い新宿においてもかなりの古株です。
大半のお客さんが頼んでいるのは、名物の「とん丼(1,050円・税込)」です。
トンカツ屋の丼≠カツ丼ではない
トンカツ屋でオーダーする丼といえば、普通はカツ丼と思いますよね?
でもこちらのこの丼は
「カツカレー」
このお店オリジナルの丼(下の皿と丼がくっついている)に、これまたオリジナルのインディアンカレーがかけられ、さらにその上にソースのかかったオリジナルのトンカツが3切れ乗ってきます。
パッと見は全体的に小さく感じますが、ボリュームはしっかり1人前あります。
まずはトンカツ。
豚ロースから脂を丁寧に切り取った肉を筒状にして揚げられています。
1cm以上の肉厚ながら柔らかくてジューシー。
脂身がない分だけ軽く、ペロッといただけちゃいます。
カツの上からカレーをかけているお店が多い中、このようにソースベースのトンカツとカレーを別々に味わえるのは嬉しいです。
そのカレーもこのお店オリジナル。
スパイスを効かせながらもエスニックではなく和風、日本人に馴染みやすい味に仕上げられています。
ご飯も意外に丼の中に入っています。
1,050円で食べるオリジナルのカツカレー、大型チェーン店にはない味が楽しめます。