関東地方は梅雨明け宣言されて、いよいよ夏本番です。
ビールだ!
アイスだ!
かき氷だ!
と、連日の暑さから逃れたくて、冷たいものについつい手が伸びてしまいますよね。
気がつけば、偏った食生活で余計に夏バテ。ヤバイかも。
今回はそんな方にピッタリな、栄養価の高い、ドイツパンのお店をご紹介しましょう。
場所は新宿三丁目。地下鉄出口を上がったすぐのところにお店はあります。かつて一世を風靡したパン屋さんの跡地、と言えば、ご存知の方はピンとくるかもしれません。
「ベッカライ シュタインメッツ 新宿店」。
2015年5月オープン。全国展開しているアンデルセンが手掛ける、ドイツパン専門店です。こちらのお店、一号店は田園調布だったのですが、今回移転して、この地に再オープンしました。
こちらの最大のウリは、ドイツのシュタインメッツ社が独自開発をした、栄養価の高い小麦だけを使用したパンを専門に販売している、という事。
ビタミンやミネラルが豊富に含まれているこちらの小麦。美味しくて健康になれるならこんなにいい事はないですよね!早速突撃してみました。
店内に入ると、すぐにパンが並べられたショーケースが目に入ります。質実剛健なイメージのあるドイツらしいシンプルなものが多く、華やかな色合いを放つフランス系のパン屋さんに比べるとかなり地味ですが、ホッとできる安心感を感じました。
早速ケース内を見ると、ハード系の食事パンが多いです。でも、マフィンやドーナッツなどのスイーツ系もあって、一通り楽しむことができそうでした。
ゼリーのような生菓子や、こちらのパンを使ったサンドイッチの販売もあります。私が伺った時はランチタイムを過ぎた時間だったので、残っているものは少なかったですが、常時7、8種類は販売されているそうです。
カンパーニュや食パンは大きなサイズだったので、このパンを使用したサンドイッチを買って味わってみることにしました。
こちらはサーモンサンド。ライ麦粉やサワー種入りの生地を低温で長時間発酵させ、しっとりもちもちのクラムが楽しめる、というシュタインメッツブロートに、スモークサーモン、玉ねぎ、ディル、サワークリームソースなどをサンドしたもの。定番の組合せですね。
少しリベイクすると、小麦の香りがすごくよくなりました。食べてみると、クラストはパリッと、クラムは確かにしっとり、もっちりとしていました。
ドイツパンというと固くてボソボソしたパン、というイメージがありますが、こちらのパンは日本人の好みに合わせたような口当たりで、よくある特有の酸味もないので、ドイツパン初心者の方にピッタリかな、と思いました。
挟まれた具も、バランスがよく、パンととてもよく合っていました。
もう一つは、シュタインメッツ粉を使った、小麦の風味と旨みが楽しめるシュタインメッツトーストを使用したハムチーズサンド。「粒マスタードとマヨネーズで味付けしたハム&マリボーチーズ、バジルソースがさわやかに香る野菜サラダをサンド」だそうです。
トーストがオススメ、ということだったので、ハム&チーズの方はトーストして、野菜の方は生のままで食べてみました。
生のままのパンは、しっとりとした口当たりで、こちらもクセがなく食べやすいです。バジルの風味はさほどではなかったですが、さっぱりとした仕上がったマヨネーズベースのドレッシングがお野菜とよく合っていて、夏向きな味わいでした。
一方、トーストしてみると、水分が飛んで、パリッとした食感。薄切りというのもあって、カリカリとして生とはまた違った味わいが楽しめました。熱でチーズが程よく溶けて、パンとよく絡んで美味しかったです。
どちらもそれぞれ違った美味しさがあったので、気分や食材に合わせてパンをチョイスするといいかもしれません。
店内にはイートインスペースもあって、お得なランチセットもあります。御一人様のサクッとご飯にも、お友達との軽いランチやティータイムにも利用できそうです。
ドイツパンにちょっとトライしてみたい、あるいは新店を待ち望んでいたドイツパンLoverの方。早速今日のランチに行ってみてはいかがでしょうか?
営業時間:10:00~19:00
公式HP:http://www.andersen.co.jp/item/steinmetz/backerei/
紹介しているお店はこちら!
- ベッカライシュタインメッツ 新宿店
- サンドイッチ・パン屋 地下鉄丸の内線 新宿三丁目駅 C5出口 徒歩2分
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