ブルガリア料理って?
ブルガリア料理と聞いて、コレと思い浮かぶものがあるだろうか?具体的な料理のイメージは湧かないが、強いて言えば、ヨーグルト? そんな中々馴染みのないブルガリア料理を
ランチでも気軽に楽しめるのが、八重洲にあるソフィア。
日本唯一の本格的ブルガリア料理店という、ブルガリア大使館の公認レストラン。しかも、料理はドンピーエル監修というのだから、味は折り紙つきだ。
東京駅の八重洲側、八重洲ブックセンターの極近くのビルの2階で交通至便。階段を上って真っ赤なドアを開けると、店内は、ブルガリア国旗の色である緑と赤で彩られていて、気分は盛り上がるというもの。
ヨーグルトに野菜、チーズ、煮込み料理がズラリ
平日ランチは、メイン料理を1品選んで、それにブルガリア料理のオードブルバーが付いてくるというもの。メイン料理も、もちろんブルガリア料理が勢揃い。それは後述するとして、先ずはオードブルバーのご紹介。
4人掛けのテーブルを3卓ほどくっつけて作ったエリアに、10種類ほどの料理が並ぶ。小さいと思う勿れ。その内容は充実そのもの。
手前左に見えるのは、冷たいヨーグルトのスープ「タラトル」。ヨーグルト自体が爽やかだというのに、ディルの香りと胡瓜の瑞々しさで、さらっと喉を通る。
トマトや胡瓜、玉葱に「シレネ」というホワイトチーズを下した「ショプスカサラダ」に、「タラモサラダ」。ハム入りのサラダに、水気を切ったヨーグルトサラダ「スネジャンカ」。同じような素材の先のスープがあれほどサラリとしていたのに、こちらはグッと濃密。調理の仕方でヨーグルトってこんなにも違う味わいになるもんなんだと驚きだ。
オードブルといっても、冷たい料理ばかりでなく、温かい料理も並ぶ。例えば、野菜や豚肉がたっぷり入ったブルガリア風のスクランブルエッグ「ミシュマシュ」に、ミートボール。それに、温かいスープや、豆とソーセージの煮込みにパスタ等、本当にブッフェだけでもお腹いっぱいになれるのだ。
メイン料理もブルガリア!
そうこうしているうちに、メイン料理のカヴァルマがグツグツ熱々で運ばれてくる。カヴァルマとは、豚肉や豆、野菜の煮込みに玉子を乗せてオーブンで焼いたもの。だからこその詰まった濃密感があって、オードブルの煮込みよりも随分と味わいリッチ。パンを浸して、存分に満足したい。
ちなみに、他のメイン料理は「ムサカ」、ブルガリア風のミートボールといわれる「キャフテ」、赤パプリカの肉詰め「ドルマ」。ちなみに、「ドルマ」は早い時間に売り切れになることが多いそうだ。
珈琲やデザートは別注(+300円)になるが、ヨーグルトドリンクやゼリーは、ブッフェに含まれているから、それで十分愉しめる。ちなみに、+300円のデザートも数種類のケーキの盛り合わせで、こちらもかなりお得なので、甘いものがほしいという方には、こちらもおすすめ。
これだけの量、味ともに満足できる平日ランチが、お値段税込1,100円。行かないという手はない。
ブルガリア料理、気軽に体験してみては。
紹介しているお店はこちら!
- ブルガリアンダイニング ソフィア
- ブルガリアンダイニング JR 東京駅 八重洲南口 徒歩3分
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