「鰻の本来の旬は脂の乗る冬、夏に鰻は平賀源内が、、、」
な~んてことはどうでもいいです。
既に身体に染み付いてしまった「土用丑の日」。
ここ数年、高騰している鰻ですが、やはりこの時期は食べたいですね。
しかもできれば牛丼チェーン店のものではない、ちゃんと蒸して焼いた美味しいやつ。
今回はそんなお店をいくつか紹介します。
創業50年以上の老舗「うな鐵」
1962年創業、歌舞伎町の歴史を知っているお店です。
鰻重だけでなく串焼きなども扱っており、昼間からビール片手に、なんてお客さんもチラホラ。
鰻重は並1,900円~特二段5,300円まで(税抜)。
写真の鰻重は特上3,600円。
特上で鰻一匹分、世知辛い世の中になってしまいました。(T_T)
厚みのある身に濃厚なタレ、私のイメージしている鰻のタレはこれですね。
このタレだけでご飯一膳イケる気がします。
紹介しているお店はこちら!
新宿にもある、庶民的な鰻専門店「浜松家」
小滝橋通り沿いにあるこちらのお店。
朝から換気扇を通って煙がモクモクしていることもしばしば。
こちらのお店はお弁当の出前などもしているため、朝から仕込んでいるようです。
うな丼ランチ1,600円~ジャンボ鰻重4,600円(税込)まで。
写真は特上、3,100円です。
鰻自体は一匹と1/4乗っていましたが、乗り方が横ではなく縦。
この日の鰻の仕入れが小さかったのかも知れませんね、量的には一匹分ですね。
それでも、この3店舗の中では一番安いです。
紹介しているお店はこちら!
お上品な店構え、こちらも新宿で50年以上続く「菊川」
お店は新しいのですが、それは2008年に今の場所に引っ越してきたから。
威風堂々たる外観にちょっと気後れしそうですが
「サービスランチ 1,200円(税込)」
これなら入れますね。
普通の鰻重は竹2,400円~中入れ重4,700円より(よりですよ、より)。
写真は上(こちらの上は松より上です)3,600円。
やっぱりこの値段で一匹分なんですね。
3店舗の中では一番あっさり、サラッとしたタレです。
タレがあっさりしている分、鰻の味がダイレクトに伝わってきます。
紹介しているお店はこちら!
- 新宿うなぎ菊川
- うなぎ専門店 JR 新宿駅 徒歩6分
- 平均3,000円 平均5,000円
番外編:思い出横丁の有名店「カブト」
こちらもまた創業50年以上。
しかし、鰻重どころかご飯物は一切ない、鰻の串焼き専門店です。
新宿西口のディープなスポット、思い出横丁のほぼ真ん中に位置するこちらのお店。
発するオーラが何とも言えませんが、最近はこちらのお店に限らず、若い女性や海外からの観光客が押し寄せる一種の観光スポットになってきました。
こちらのお店のメインメニューは「一通り」。
えり焼、ひれ焼、きも焼、一口蒲焼き、れば焼の1セットなのですが、、、夕方にはれば焼きが品切れになってしまうため、その際には別の串物が提供されます。
空いている席に座り、飲み物と「一通り!」とオーダー。
順次提供される串焼きに舌鼓を打ちながら20分ぐらいで退店、締めの炭水化物を求めて別のお店に、という感じです。