地元客に支持される無化調ラーメン！「麺屋喜八郎＠御殿場市」

　化学調味料を使わず、素材の味を活かしたラーメン店。昼のみの営業でも、スープ切れで早仕舞いする事もある人気ぶり。「らーめん（塩）」は、魚介系を中心にしたじんわりしたスープが舌に優しい口当たり。塩味をしっかり感じつつもしょっぱくはなく、焦がしネギの香りと食感が、味に深みを与えている。細麺と太麺から選べる麺は細麺をチョイスしたが、啜るごとにスープと焦がしネギが一気に口の中に入ってきて楽しめる。
　「らーめん（合せ）」は、塩ダレと醤油ダレを合わせたスタイル。こちらもじんわり優しく、語りかけてくれるような味で、老若男女が美味しく食べられる。油そばやつけ麺、インパクトある季節限定メニューも揃えた意欲店。

紹介しているお店はこちら！
店名：麺屋 喜八郎
住所：静岡県御殿場市東田中2-8-10
ツイッター：https://twitter.com/menya_kihachiro

あっさりもこってりも人気の味！「麺工房海練＠裾野市」

　2014年に三島から裾野市に移転。家族連れもやってくる人気店。豚骨ラーメン各種が揃っているが、負けずに人気なのが「和風らーめん」。醤油と塩があるが、店員さんのオススメという塩を食べてみた。

　軽く濁りを見せるスープには、煮干しや節系などの魚介系素材がしっかりと主張し、固めに茹でた中細ストレート麺にマッチしている。部位の違う２種類のチャーシューが、口を飽きさせない。

　豚骨系も種類が豊富で、季節限定メニューなども様々に繰り出している。その技を楽しんでほしい、若手の元気印です。

公式Twitter：https://twitter.com/men_uneri

鶏と豚をブレンドした「NEO白湯」！「めんりすと＠三島市」

　三島でメニュー豊富な人気店。近隣店舗とのコラボなども意欲的に行っている。「芳醇系」と「淡麗系」の２種類のスープをベースに様々なメニューを揃え、限定では創作メニューも繰り出している。

　芳醇系の代表作「し・ろ・ど・り」は、鶏白湯と豚骨スープをブレンドした「NEO白湯」を、塩味で提供。鶏と豚の旨みで少しこってりさせつつ、見た目ほどのこってり感を出さず、素直に飲めるスープになっている。

　淡麗系の「む・ら・さ・き」は、鶏と豚と香味野菜を使ったスープに魚介ダシをブレンドしたスープ。じんわりと広がる旨みが口の中に残る丁寧な一品。

アットホームな雰囲気も味のうち！「次郎長本店＠三島市」

　暖簾に「味の終着駅」を掲げる、三島で人気の老舗店。こじんまりとした店内はお客さんで賑わっている。メニューにないのに人気の、デカ盛りのチャーハンで話題になる店とのこと。

　「ラーメン」は、鶏ガラと煮干しの味わいをしっかり出しつつ、油がスープの上に張られているのでアツアツ。中太麺も力強く、啜りがいのある存在感。昔ながらの味わいだが古びてはいない、芯のある一杯。

　サイドメニューの「ミニカレーライス」は、野菜を入れて辛さをあまり出さない、「日本家庭のカレーライス」をイメージさせるもの。ホッとする味と接客で、人気を集めるのも納得できるお店です。

豚骨醤油スープの「うまいラーメン」！「松福＠沼津市」

　静岡県東部に４軒を構える人気店の本店。濃厚な豚骨醤油味の「うまいラーメン（という商品名）」で知る人も多い。
　国産豚の豚骨を10時間煮込んだという濃厚なスープは、臭みを抑えて旨みだけを感じ取れる。醤油ダレと背脂を加えている。中太ストレート多加水麺は自家製で、コシが強くて引っ張りがいがある。具には大ぶりのチャーシューにほうれん草、キャベツ、ネギ、そして海苔３枚。見た目には家系ラーメンのようだが、骨太なスープに背脂が加わる事でここだけの一杯になっている。

唐揚乗せガッツリ味はまさに「鶏王」！「TABOO＠沼津市」

　国道１号から少し入った所に、2012年開店。「鶏王」はガッツリ系の人気メニュー。丼に立てられた２枚の大きな唐揚げに度肝を抜かれる。ニンニクをきかせていて、衣もしっかりしていて食べごたえ抜群。タルタルソースで味変できる。極太ストレート麺もしっかり茹でているが力強く、スープや唐揚げに負けてない。たっぷりのキャベツもモヤシも、スープや唐揚げと一緒に食べ進められる。野菜の上に乗るニンニクは、刻みと醤油煮の２種類から選択可能。

　ガッツリ系のラーメンは「豚王」「鶏王」を並べているが、鰹節を使ったあっさり系のメニューも並べて、他にも曜日限定の営業も行っていて、幅広い世代に人気のラーメン店になっている。