月一回のお楽しみ「ガーデンサイドブッフェ」
明治記念館は初詣でおなじみの明治神宮が運営する結婚式場ですが、今回は本館にある「ラウンジkinkei」で毎月一回実施されている「ガーデンサイドブッフェ」の模様をお届けします。
憲法記念館内「ラウンジkinkei」
ラウンジkinkeiは明治記念館の本館となる憲法記念館にあり、明治憲法が作られたとき御前会議が行われた由緒ある場所です。
ガーデンサイドブッフェの名のとおり、四季折々の花や緑が季節を織りなす庭園を眺めながら、ゆったり食事を楽しむことができます。
ラウンジ内の壁という壁には店名の由来となる「金鶏」が舞い、中央の黒漆塗りの大型マントルピースが当時の面影をしのばせます。
庭園の眺めと明治の趣を残すインテリアもまた、このブッフェの「ごちそう」のひとつとしてぜひ味わってみてください。
魅惑の小皿前菜
ブッフェには毎回テーマが設けられますが、うかがったときは「南フランスフェア」でした。
フランス料理の国際コンクール受賞歴のある総料理長監修の洋食がいただけるとのことで、期待はいやがうえにも高まります。
さっそく前菜からいただきましたが、すべて小皿で提供されます。マンゴー風味の海老カクテル、ニース風サラダ、タブレ、タコのマリネなどなど。見た目、味とも期待どおり、いや、それ以上です。
プロヴァンス風の主菜
南フランスといえばプロヴァンス料理が有名ですが、イタリア料理の影響を受けているので、トマト、ニンニク、ハーブなどを多用するのが特徴です。
ブイヤベース、イカのセート風煮込み、目鯛のポワレ、ラタトィユ、ドーブ・ドゥ・ブフ(牛煮込み)といった、プロヴァンスの香り漂うフレンチがいただけます。
他には定番の野菜サラダ、スープ3種(ガスパチョ、ポタージュ、スープ・ピストー)、野菜フリット、チキンのトマト煮込み、ローストポーク、オニオンピザ、シーフードカレー、パンなどと盛りだくさん。
実演ローストビーフ
伝統の洋食ブッフェといったら外せないのがローストビーフ。
カッティングサービスでいただけますが、肉質のよさは写真をご覧になれば一目瞭然でしょう。
ポテトグラタンが添えられます。
実演パスタ
パスタも実演で、ツナのフリッジと、バジルとイカのリングイネの二種。
ある程度は作り置きとなりますが、こまめに補充されますので、できたてに近い状態でいただけます。
さて、これだけのお料理が揃うとなると、ついついおかわりを何度もしてしまうところですが、ほどほどにしておくことをおススメします。
珠玉のデザート
デザートは少数精鋭ながらハイレベルなラインナップ。
ナッツタルトとチョコレートケーキはパティスリーの店頭に並んでいても遜色ないレベルです。他にはミルクレープ、ナッツ入りのヌガー、クレームブリュレ、ゼリー、アイスクリーム(3種)など。
フレンチトースト
実演のデザートは大人気のフレンチトースト。
バケットを使用し、中がフワッフワ、外がカリッカリの、これぞフレンチトーストの極みといった一品です。焼き立てにシャンティをトッピングして、さらにメイプルシロップをたっぷり回しかけて仕上げてくれますが、お好みでアイスクリームのトッピングもOK。別腹枠は必ず確保しておきましょう。
ドリンクバーはコーヒー、紅茶、ハーブティー、ジュースなどの他に、ノンアルコールカクテル(4種)をオーダーできるというユニークなサービスもあります。さらにノンアルコールビールまで飲み放題というのですから驚きです。
これだけの内容で料金は2,980円。次回は6月19日(金)、サマーフェアとのことです。席は早々に埋まってしまうこともあるので、ご予約はお早めにどうぞ!