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栃木県の「隠れラーメンの里」!真岡市と芳賀町の3軒に注目!
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最終更新日 : 2015/05/22

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山本剛志
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 栃木県のラーメンといえば、佐野ラーメンの佐野市、名店揃いの宇都宮市がまず挙がる。県北部では白河ラーメンの名店も点在している。でも、そんなエリア以外にも注目すべきラーメンが存在する。

 今回訪問した真岡市芳賀町は、宇都宮市の東側にあって車が必須のエリアだが、注目すべき個性派のラーメン店がしっかり存在している。今回は3軒を紹介します。

手延べで作り上げる名老舗!「手打ちラーメン祇園@真岡市」

栃木県の「隠れラーメンの里」!真岡市と芳賀町の3軒に注目!

栃木県の「隠れラーメンの里」!真岡市と芳賀町の3軒に注目!

 1975年に開店した老舗で、正午前から幅広い世代のお客さんが集って行列を作る店。こちらでは麺帯を延ばして叩きつける事で麺を作る「手延べ麺」が楽しめる。注文を受けてから作る手延べ麺は、一度茹でてから水でぬめりを取ってから再度茹でられる。特有の力強さと、微妙に太さが変化する麺を楽しめる。

 一番人気の「パーコめん」は、あっさりシンプルにまとめたスープに、パーコの衣がゆっくり馴染む事で油が出てきて、最後まで飽きさせない。揚げたてのパーコは衣がカリッとして、豚ロースの旨みが閉じ込められている。

 「餃子」の皮もモチモチした自家製で、野菜がたっぷり入った餡を楽しめる。持ち帰っている人も多い人気メニュー。全国的な知名度を持つ宇都宮市や、佐野ラーメン店でも見かける餃子にも負けてはいない。サイドメニューとして欠かしたくない一品。

紹介しているお店はこちら!

豊富な技を持った「坦々麺」専門店!「發巳@芳賀町」

栃木県の「隠れラーメンの里」!真岡市と芳賀町の3軒に注目!

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 芳賀町で2010年に開店した「坦々麺」専門店。5種類の汁あり坦々麺に、2種類の汁なし担担麺、麻婆豆腐・ライスのメニュー構成で、普通のラーメンは置いていない!中華料理本来の汁なしには、本来正しい表記の麺」、日本で広まった汁ありには、日本で使われてきた々麺」と、表記まで使い分けている所がユニーク。

 辛口の「麻辣坦々麺」は、芝麻醤とラー油の辛さを感じつつ、山椒のフレッシュな香りに食欲がくすぐられ、舌を痺れさせてくれる。しっかり茹でた細麺だが、スープをまとってそこにも山椒の辛さがついてくる。卓上の胡麻を、すり鉢で擦って坦々麺に加えれば、香りとまろやかさがプラスされる。

 基本メニューの「發巳坦々麺」は、「麻辣」に比べれば辛さ控えめだがそこそこ辛く、コラーゲン豊富なスープを使っているそうで、口当たりが実に滑らか。旨みも十分だが、この2品だけでも明確な個性の違いを楽しめる。

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栃木の味を目指した自家製麺に注目!「麺屋一里@芳賀町」

栃木県の「隠れラーメンの里」!真岡市と芳賀町の3軒に注目!

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 芳賀町で2009年に開店したラーメン店。地産地消のラーメン作りをめざし、栃木県産の小麦をブレンドした4種類の自家製麺や、玉子や野菜など、できる限り県産素材を使用。「子供にも安心して食べさせたいラーメン」を目指して化学調味料を使わず、しっかりした口当たりで、あっさりした味が楽しめる。

 「醤油らー麺」は、鶏や豚を使って澄んだ、濃口醤油味のスープ。白い細ストレート麺をあわせ、具にはチャーシュー、メンマ、生姜、春菊、ネギとスタンダードな構成。

 「和風らー麺」は、揚げ玉、鶏ささみ、ワカメ、ネギ2種類というトッピングが、蕎麦かうどんを思わせるもの。スープは和風だしの割合を増やし、このメニュー専用の細麺は蕎麦のような色合いも加わり、スープをしっかり拾ってくれる。

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※本記事は、2015/05/22に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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