日曜限定のカリー研究所『カリケンミコノス』
昨今益々の盛り上がりを見せる大阪カレー業界。
カレーの種類も様々なら、その営業スタイルも実に多彩。
Bar等のお昼を間借りして営業する通称「宿借り系カレー店」が勢いを増す中、1つの店舗で2つの業態を展開する、所謂「二毛作スタイル」も忘れてはなりません。
今回はそんな二毛作カレー店の中から、こちら『カリケンミコノス』をご紹介します。
「カリケン」って何ぞ??
と思われる方々も多々いらっしゃるかと(笑)
こちらは心斎橋の『鉄板バル ミコノス』のシェフ・中尾氏が、日曜限定で営業している二毛作カレー店。
「カリケン」とは、中尾氏のカレーへの探求心を表した「カリー研究所」をデフォルメした造語となっております(笑)。
インド、スリランカ、タイ、ネパールetc...各国のエスニック料理の数々を、時には王道、時にはミクスチャー的に、ワンプレートカレーで提供しております。
専門店に勝るとも劣らない魅惑のカレーをいただきに、この日も突撃デス!!!
地下鉄各線 長堀橋駅から南西へ徒歩約3分。
長堀通から南に下る筋の左手側に看板を発見できます。
店の前にはその日のカレープレートのメニュー構成が書かれた看板が。
この日のプレートメニューは以下の通りデス。
・ラムのカレー
・じゃが芋と菜の花のサブジ
・寒ぶりのチャトニ
・ライタ
・バスマティライス
バルのランチカレーで、まさかまさかのバスマティライス!!!
中尾氏の本気っぷりが伝わってきます。
カレー以外の副菜系にも拘りまくったラインナップとなってますね~。
店内は流石にバルの店舗なだけあり、シックに纏まったデザインのお洒落レイアウトです。
こういったお店なら、女子お1人様でも気軽にカレー食べれるんじゃないでしょーか!!(笑)
カウンター席&テーブル席で、お1人様~数人程度のグループ使いも可能。
カウンター向かいの厨房では、シェフ中野氏がバッチシスタンバってます。
フードのメニューは「Curryプレートランチ」の1本勝負なので、優柔不断なオイラとしては有り難し(笑)
【Curryプレートランチ】1,000円
むおーー!!!どっかりと盛られたバスマティライスに掛かる、これまたどっかりのラム肉のカレー様。
やはりカレーにはジビエがベストマッチやと思います。
もうヴィジュアルからもオーラがビンビンに感じられますわい!!!
繊細なスパイスの主張にしっかりとした旨味が重なり、ライトさの中にも厚みのある味わい。
刺激抑え目なのにすんばらしー満足感を発揮しとります♪
サラリとしたキレの良さはバスマティライスとの相性良過ぎですなー☆
一口大のラム肉は臭み無く、適度な歯応えを残した絶妙な食感。
ラムのほんのりミルキーな風味と野性味ある味わいが、カレー、バスマティと合わさりますと、果てし無き旨味の多重奏でメチャクチャ美味い!!!
「じゃが芋と菜の花のサブジ」はウェットな食感に柔らかなスパイス感。
ほっくりとしたじゃが芋の甘味と食感に、菜の花の仄かな苦味が良いアクセント的効果。
そしてオモローなのが「寒ぶりのチャトニ」。
ペースト状になった寒ぶりにパクチーを合わせたこちら、ぶりの旨味に独特の風味がズンと攻めてきます!!!
これらをスリランカプレート的に混ぜ合わせる事で、複雑且つ多層的な旨味の展開。
じっくり味わって食べたいのに、旨味の大洪水にて一気食い!!!
暫し余韻に浸りながら、ウマウマカレープレート完食であります☆
ご馳走様でした!!!
昼はカレー、夜はスパイシーなバルメニューを楽しめます☆
繊細で優しげなスパイス使いとバランスの良い旨味は、以前紹介した宿借り系カレー店『スパイス料理 ナッラマナム』と同じ方向性を感じます。
このカレー、日曜限定とか勿体無い!!!
とはいえ、夜の『鉄板バル ミコノス』にもスパイシーなメニューが揃ってたりしますんで、今度ふらっと飲みに訪れようかと思う今日この頃でした(・∀・)
紹介しているお店はこちら!
店名:カリケンミコノス
住所:大阪市中央区東心斎橋1-13-23 大阪屋イルストリート1F
電話番号:06-6227-8856