沖縄県内には有名店から新鋭店まで、本当に多くの沖縄そばの店がある。その中から、これから注目したい沖縄そばの5軒を紹介します。観光に行く方も、もちろん沖縄在住の方も食べてみて、様々に広がる沖縄そばの世界を感じてほしい!
自家製麺がプリプリの食感!「てぃあんだー@那覇市天久」
ガラス張りで、カフェのようなオシャレな雰囲気の沖縄そば店。麺は一般的な沖縄そばと異なり、自家製の生麺を使用。無漂白の小麦をブレンドした麺はコシがありながら、もっちりプリプリとした啜り心地が楽しめる。スープは鰹節の香りを漂わせながらあっさり。
「そーきそば」は、そのスープと麺を丼に入れ、三枚肉とネギ、生姜とトッピングはシンプル。味の染みたソーキは別皿に乗っている。
フーチバーを練り込んだ麺や、ラーメンと沖縄そばの両方のエッセンスを加えた「琉球ラーメン」もあるので、様々な味をチェックしてほしい一軒。
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行列ができる新進気鋭の沖縄そば店!「金月そば@読谷村」
読谷村の国道58号線から側道に入った所にある人気店。昼は沖縄そばで、夜は「火乃鳥屋」という焼鳥屋になる二毛作営業。店名がついた「金月そば」は、縮れのある生麺から茹で上げている。麺を啜ればあっさりした魚介系スープが口の中に入る。具には三枚肉と豆腐の厚揚げが乗り、薬味はネギと針生姜。濃い味付けのソーキは別皿で提供している。
ラーメンを意識した味の構成で、担々麺もメニューにある。ラーメンを意識しつつ、沖縄そばっぽさもしっかり感じさせてくれる。
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沖縄そばの伝統を活かしつつ新しく「いしぐふー@おもろまち」
県内に数店舗を抱える沖縄そばのチェーン店だが、店によってスープの味が異なるのがユニーク。「新都心公園」の一角にあるこの店舗は、豚ベースのあっさりしたスープを使用。
看板メニューの「あぶりソーキそば」は、コシのある縮れ麺であっさりしたスープが引き立てられている。スープを覆うように乗っているのは薄焼き玉子の「ヒラヤーチー」。これは沖縄人による初の沖縄そばにインスパイアされたものらしい。
別皿の炙りソーキはトロトロ。スープには乗せず、ワサビとカラシで食べるのがオススメ。小皿に入った鰹節を麺にを入れて、後半は味の変化を楽しめる。様々な味わいの楽しめるので飽きさせない、気鋭の沖縄そば店である。
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- いしぐふー アグーそば屋 新都心公園内店
- 沖縄そば ゆいレール おもろまち駅 徒歩5分
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具は別皿でスープがすっきり!「けんぱーのすばやー」
店内は壁側にカウンター席を並べ、客席の中央にはテーブルが並んだ独特の店内。食券制ながら、丁寧な接客で心地よい。
「キムチそば」は、沖縄そばの老舗、亀浜製麺所の細麺を使い、スープはひたすらに澄んだ鰹出汁。このスープを濁らせないために、具だけでなくカマボコやネギも別皿に乗せて提供される。キムチは味が染みて辛さと酸味があって、スープに入れずに別皿のまま食べた。