様々なラーメンが食べられる京都。朝食時間帯からラーメンを食べる事ができる、京都駅近くの2軒と、中央卸売市場の2軒を紹介します。どの店も朝から、地元のお客さんで賑わっています。ランチやディナーは京料理で…という方も、朝は地元に根付いたラーメンはいかがでしょう?
醤油の効いた豚の味は京都ラーメンの雄!「新福菜館本店」
戦前からの歴史を持つ人気の老舗。京都ラーメンを代表する老舗に数えられるが、「中華そば」の味と香りは個性あるスタイル。醤油を強く感じるスープには、豚の旨みもしっかりと感じられ、太麺をスルスルと啜らせてくれる。薄切りのチャーシューがたっぷり乗る姿は圧巻。
一緒に食べたいのはやはり「ヤキメシ」。こちらも醤油をたっぷり使っていてしっとり。ヤキメシから漂う香ばしさが更に食欲をそそってくれる。
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すっきり醤油味でサクサクと!「本家第一旭たかばし本店」
「新福菜館本店」の隣にあり、こちらは朝5:00からの営業。
「ラーメン」はあっさり澄んだスープに背脂が浮かんでいる。ネギをスープに沈めて、薄切りされたチャーシューもサクサクと食べられる。やや柔らかめの細麺を啜ってから、ネギやチャーシューと共にスープを味わいたい。
こちらで食べておきたいサイドメニューは「餃子」。やや柔らかい肉餡をパリッと焼いた皮で包んでいて、ツルンと喉に伝わる食感が楽しめる。
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あっさりなのに奥深い中央市場の半濁スープ!「石田食堂」
京都市中央卸売市場内の「関連棟」に並ぶ飲食店の中に佇む、昭和24年開店の老舗食堂。朝6:30から、老夫婦らしきお二人で静かに営業しているが、市場で働く人だけでなく、一般の人も朝からやってくる。
「ラーメン」は軽く濁ったスープ。このスープに驚いた。豚骨をあっさり煮出していて、香味野菜や昆布などのじんわりした旨みを感じる。メニューに「スープ」があるのも納得。しっかり茹でた中細麺や薄切りチャーシューもスープに調和し、たっぷり乗ったネギのシャキシャキ感とも相性抜群の相性の良さを見せている。卓上の大蒜ラー油や唐辛子を入れてもスープの魅力は壊れない。
「半焼飯」は醤油味は強すぎず、日本の「焼飯」を体現する、こちらも丁寧な仕上がり。
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- 石田食堂
- ラーメン 嵯峨野線丹波口駅 徒歩5分
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朝から台湾まぜそばも食べられる!「香来 中央市場店」
京都中央卸売市場の関連棟、「石田食堂」の隣の建物の中にあり、朝6:00から営業している京都ラーメンの店。壬生に本店を持ち、背脂を乗せた醤油味の「ラーメン」や辛口の「台湾ラーメン」、サイドメニューの定番人気の「チャーハン」、そして「朝定食」もメニューに並んでいるが、名古屋発祥で東京でも人気の
「台湾まぜそば」がここにもあったので食べてみた。
ネギやニンニクを比較的多めに感じ、ミンチ肉、魚粉、刻み海苔、ニラといった定番の具も乗っている。麺はラーメンと共通らしい中細麺。あっさりしたタレが最後に残るので、サービスの追い飯を入れて完食。