春は出会いの季節。
お気に入りの一品に出会うべく、スイーツ店巡りはいかがでしょうか。
うららかな春の気候はスイーツの食べ歩きにぴったりですよ。
巡るエリアは、東急東横線の都立大学から自由が丘周辺。
まさに有名パティスリーが集うスイーツの激戦区。
今回は5店をセレクトしましたが、その通り道には、ムースケーキが美味なタダシヤナギや、体に優しいイングリッシュスコーンをいただけるa Bar ST.CHRISTOPHERS GARDEN、ベルギーチョコレートのリンツカフェなど、様々なカテゴリーの名だたるスイーツ店がつづくので、寄り道まで楽しいエリアですよ。
キュートでクラシカルな碑文谷のパティスリー『JUN UJITA(ジュン・ウジタ)』
「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で修業され日本店の立ち上げを担当、その後、鎌倉にある「パティスリー雪乃下」ではシェフを務められた宇治田氏。そんな宇治田シェフのお名前そのままの『JUN UJITA』が碑文谷にあります。
サレジオ教会や碑文谷テラスの向かいです。
焼き菓子の木製棚はアンティーク。ボンボンショコラのガラスケースは特注品。と、シェフこだわりのインテリアに鎮座する菓子たちは、とても上品。
ケーキは口どけ滑らかなムースが多く、ほろっとしたスポンジやタルトと好相性。
ゆっくり余韻を楽しみながら味わいたい菓子たちです。
シェフのスペシャリテ(シェフの思い入れの強いその店の看板商品)は、タルトカフェ。柔らかなムースのためにイートイン、もしくは30分以内の持ち帰り限定での販売です。焼き菓子でしたらオープン当初からあるクラフティ。10日ほどの日持ちがあり、ギフトにもなるケーク・シトロンも人気。ガナッシュがたっぷり入ったマカロンも外せません。
イートインスペースのコーヒーは、軽井沢の名店「丸山珈琲」のもの。ケーキとあわせてお楽しみください。
都立大学駅からは歩けますが、少々距離がありますので、バスの利用をお勧めします。
紹介しているお店はこちら!
- Patisserie JUN UJITA
- ケーキ屋 東急東横線 都立大学駅 徒歩14分
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「甘いもの中毒」という名のパティスリーでいただく絶品ケーキ
都立大学に昨年オープンしたお店、『Addict au Sucre(アディクト オ シュクル)』。マカロンで有名なラ・デュレや、小麦粉にこだわるパン屋さんVIRONでの経験をつまれたパティシエール(女性パティシエ)さんのお店。
洗練されたパリっぽいお菓子が並びます。
カスタードクリームをベースにしたバタークリームと苺をアーモンドの入ったスポンジ生地でサンドした「フレジェ」。キルシュとフランボワーズのブランデーが効いています。コクがありながらもスッと消える、繊細さが印象的なガトーです。
ケースに並ぶフランスらしいケーキたちだけではなく、マドレーヌやフィナンシェ、カヌレといった焼き菓子やクロワッサンといったパン類がケーキケース上に積まれ、非常に目移りする店内です。
紹介しているお店はこちら!
- Addict au Sucre
- 洋菓子 東急東横線 都立大学駅 徒歩6分
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自由が丘を紹介するのに、外すことの出来無い『Mont St Clair(モンサンクレール)』
現在、豆スイーツのフェーブやラスクの和楽紅屋、ショコラトリーのアッシュにロールケーキ専門店の自由が丘ロール屋などなど、異なるコンセプトで10以上のブランドを展開されているパティシエ、辻口博啓氏。その最初のお店が、この『Mont St Clair』なのです。
金沢は能登のご出身で、ご実家は和菓子屋さん。
能登出身でパティシエだなんて、今のNHK 朝の連続テレビ小説「まれ」の主人公みたいですよね。
近年は製菓学校を開かれるなど多方面で活躍されており、スイーツも押しが強いのかと思えば、そうではなく、お店には品良くやさしい印象のケーキやクッキーたちが並びます。
流行を捉えられるのがとてもお上手な辻口シェフですが、素材の組み合わせや構造には無理強いが無く、素直に活きている、そんな感じです。
店名を冠した「モンサンクレール」というナッツのケーキが人気です。
イートインスペースは繁忙期にはお休みになるのでご注意ください。
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OPENから10年以上経ちながら、未だに土日祝日は行列!
超人気店の『Paris S'eveille(パリセヴェイユ)』。
自由が丘駅からは徒歩5分ほど。学園通り沿いにあります。
シェフである金子氏は、世界的権威に認められたレストランであるアランデュカスを始め、ラ・デュレ、ル・ダニエル、アルノー・ラエルとフランスの有名店で修業されていらっしゃいます。
『Paris S'eveille』のケーキは、力強く豊満な味わい。
それでいて後味は驚くほどシャープです。
チョコレート系のケーキが多く、中にはビターで濃厚なタイプもありますが、フルーツの酸味や洋酒の香り、食感のアクセントが加わり、決して単調にはならず軽快さを感じます。
そして色気のあるデザイン。どのケーキも立体的で美しいのです。
代表作は「ムッシュアルノー」。ざくざく食感の土台に、ふんわり香るオレンジとチョコレートとナッツの濃厚な味わいを、是非お試しください。
「サントノーレ」にもチョコレート味があります。薫り高いチョコレートのクリームとほろ苦いシュー皮に魅了されますよ。
毎朝焼き上がるパンも人気で、クイニーアマンは昼過ぎに売り切れることもしばしばだそう。見かけた際はぜひ、即購入を!
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ニューヨークのソーホーにある本店をもつ『MARIEBELLE New york (マリベル)』
ニューヨークセレブの間で大人気。The New York Timesに「世界で最もおいしいチョコレート」と紹介されたこともあるのですよね。
そのカフェが自由が丘にあります。都内ではここだけ。
鮮やかな色調でイラストを施したボンボンショコラ(一口サイズのチョコレート)と、それを詰めるライトブルーの豪勢なBOXで有名です。
このイラストは創業者マリベル・リーバーマン氏のご主人がデザインされており、それぞれに込められたストーリーがあるので選ぶ際は参考にしてみてください。
ボンボンショコラのカカオ含有量は72%程度と高めで、フィリングにも新鮮な果物から作ったエキスや上質の乳製品を使うなどの素材にこだわられています。
カフェで いただけるのはガトーショコラ、ニューヨークチーズケーキをはじめ、シングルモルトのアイスにセミスイートなショコラのクリームが、タラリっとかけられた「クレージーショコラ」など。
ボヘミアクリスタルのシャンデリアがさがり、シックな色合いの内装で、落ち着いた雰囲気です。
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- マリベル ニューヨーク 自由が丘店
- スイーツ 東急大井町線 自由が丘(東京都)駅 正面口 徒歩3分
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