沖縄観光に行く人が必ず立ち寄るのが、土産物屋さんや飲食店が立ち並び賑やかな「国際通り」。ここから一本、二本と路地を入った「すーじぐゎー(路地裏)」には、注目のラーメン店が点在しています。お土産を買うついでに、路地裏散策をしながら、ラーメン店にも立ち寄ってみてはいかがでしょう?今回はシーン別にオススメのラーメン屋5軒を紹介します。
バーのような異空間でつけ麺を楽しむ!「つけ麺sakura」
2006年に開店した「武蔵家沖縄本店」のネクストブランド。夜のみの営業です。桜坂中通りから見える建物は一見営業中には見えず、入口のシャッターも常に閉められている。そのシャッターには切れ目にドアがあるというトリッキーなつくり。
つけ麺、ラーメンだけでなく、酒やつまみも楽しめる。看板メニューの
「つけ麺」(写真は麺少なめ)は、丸太麺のシコシコした食感が楽しめる。つけ汁は濃い豚骨魚介ベースで、豚骨がやや強い。麺をつけ汁に、少しずつ浸けながら味を楽しみたい。具には玉ネギとゴーヤが乗っていて。玉ネギの辛さやゴーヤの苦味で、濃い味をリフレッシュさせてくれる役目を果たしている。
店名:つけ麺sakura
住所:沖縄県那覇市牧志3-9-27
電話:098-862-9033
交通:ゆいレール「牧志」駅から徒歩7分
http://musashiya.sakuraweb.com/sakura.html
カフェのアットホームな雰囲気に癒される!「まぜ麺マホロバ」
2012年、国際通りから路地を入って、ニューパラダイス通りに出た所に開店した店。カフェっぽい外観で早くも人気を集めている。メニューは2種類のまぜ麺で、東京でもブームの「台湾まぜ麺」は辛さを4段階から選べる(写真は辛い順に2番目の「ロコツニ」に、パクチーをトッピング)
味噌汁とお新香がついてくるのが珍しい。麺の上にはミンチ肉・ニラ・海苔・玉ネギ・卵黄が乗り、かき混ぜれば結構辛いものの、具材の味も感じ取れる。ストレート麺はプリプリして張りもあり、並の200gではあっという間。同価格で300gまで増やせる。卓上のラー油や柚子胡椒で味変するのもオススメ。もちろん追い飯もあり。夜は酒類も充実しているそうなので気になります。
店名:まぜ麺マホロバ
住所:沖縄県那覇市牧志1-2-17
交通:ゆいレール「美栄橋」駅から徒歩7分
http://goo.gl/j0Q7CV
散策しながらラーメンと沖縄ぜんざいも美味しく頂く!「琉家」
2008年開店。松尾消防署通りから路地を入ったところの人気店。豚骨をメインに、醤油や味噌やつけ麺、沖縄ぜんざい(カキ氷)もメニューに並んでいる。
「豚骨ラーメン」(写真はハーフサイズ)は、豚頭を使った白濁スープで九州豚骨ラーメンらしさをしっかり出しつつ、鶏ガラも一緒に煮込んでいるためなのか、こってりしていながらクセの少ないもの。麺は細くてしゃっきり。モヤシやネギが入り食べごたえあり。真空調理を思わせるピンク色のチャーシューも嬉しい。
紹介しているお店はこちら!
- 琉家
- ラーメン ゆいレール 県庁前(沖縄県)駅 東口 徒歩6分
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屋台の雰囲気でラーメンと冷やし中華を味わう!「龍珍」
2010年、広島から移住したご主人が開いた屋台風の店構え。国際通りから桜坂中通りに入り、更に路地を入った所にある。ラーメンは澄んだ醤油味を基本にしているが、豊富なメニューには「広島風冷麺」もある(通年販売)。これは、ご主人とも縁のある呉市の冷やし中華の、「呉冷麺」のスタイル。平打ち麺を締めて、甘い醤油味の冷たいタレでいただくもの。具のキュウリや肉味噌も呉っぽさを感じさせ、具入りラー油をかけて味の変化も楽しみたい。ご主人の人柄もよく、深夜には楽しい空間になっていそうなお店です。
店名:屋台ラーメン 龍珍
住所:沖縄県那覇市牧志3-8-31
電話:090-7898-8279
交通:ゆいレール「牧志」駅から徒歩8分
深夜まで飲んだ後、締めの豚骨ラーメンも安心!「なりよし」
2013年、東京の人気店「けいすけ」で修業したご主人が開店させた店。国際通りからも見える、少し路地を入った所で、昼から明け方まで営業している元気の良さがポイント。待合席には漫画も置いてあり、行列が出来ていても安心。
基本メニューの「豚骨ラーメン」は濃厚な豚骨スープで、豚足も加えてとろみを出しているとの事。博多の豚骨ラーメンをイメージさせる細ストレート麺を引き上げれば、とろみや旨味、油分も感じ取れる。沖縄の「やんばる島豚」で作り上げた豚骨ラーメン、呑んだ後の締めにもオススメです。
紹介しているお店はこちら!
- 琉球島豚 麺屋なりよし
- ラーメン ゆいレール 美栄橋駅 徒歩5分
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