まだまだ寒い時期が続く2月、「心も体も芯から温まる、美味しい煮込みが食べたい!」、そんなことを思うことも多いのではないでしょうか?
今回は瓶ビール班長オススメの、煮込みが絶品なうえに、デートで行きたい落ち着いた雰囲気のいい居酒屋を5軒ご紹介いたします!
岸田屋(月島)
いつ何時も長蛇の列が絶えない人気の老舗大衆酒場。東京三大煮込みの一つとされる牛にこみが名物。料理から雰囲気までじっくり味わいたい名店です。
牛にこみ、500円。東京三大煮込みの一つとされています。コクのある味噌ベース、シロやガツなどいろいろな部位が入っていて、とろっとろに煮込まれていながらも、それぞれの食感もしっかり感じられて、とっても美味しいです。大盛りのネギもさっぱりと良いアクセント。牛肉、豆腐、長ネギが、すき焼きのように甘辛く煮込まれている肉どうふもオススメです。
こちらも是非食べておきたい、穴子の煮付け。ほっくり柔らかい身に、コクのある濃いタレがしっかり染み込んでます。寒い時期はお燗酒と一緒にいただくのが最高です。
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山利喜(森下)
大正14年創業の老舗居酒屋。東京三大煮込みの一つとされる煮込みが名物。歴史がありながらもフランス料理を取り入れた斬新な料理が揃う、居酒屋の名店です。
煮込み玉子入り、630円。東京三大煮込みの一つとされています。なんと赤ワインが入っているので、いわゆる“居酒屋の煮込み”とは一線を画す洋風な味わいです。牛シロの脂の部分が残っているのでしっかりとコクもあり、ガーリックトーストと一緒に食べてもよく合います。
老舗居酒屋のメニューとは思えないお洒落な1品、豚肉と鶏レバーのテリーヌ。肉の旨みがギュッと詰まっていて、ゆっくりと赤ワインを楽しむには最高のおつまみです。店内にワインセラーもあるので、料理に合うワインを店員さんに尋ねてみるのもいいかもしれません。
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鈴木屋(白金高輪)
開店と同時に満席になってしまう知る人ぞ知るもつ焼き屋。とっても澄んだ煮込みは是非食べておきたい1品です。少し上品な雰囲気な、地元の方々に愛されているお店です。
煮込み、370円。塩ベースのさっぱり透明なスープ、こんなにも澄んだ煮込みはそうそうないでしょう。味はあっさり上品ながらもモツの旨味をしっかりと感じられます。本当に全くと言っていいほど臭みがないので、もつ煮込みが苦手な人にも是非食べてみていただきたい1品です。
こちらも是非食べておきたい名物のつくね。味付けはタレでお願いしました。注文時にピーマンは付けますか?と聞かれるので一緒に食べてみてください!軟骨を含んだつくねの肉の旨味と、生ピーマンのシャキッとした食感のコンボがとっても美味しいんです。
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煮込みや まる。(荻窪)
煮込みが美味しく、気の利いたお酒が豊富な居酒屋。煮込みは塩、醤油、味噌の3種類を常備しています。一人で切り盛りする若女将の細かい気遣いも素晴らしい、若き名店です。
牛すじ煮、450円。ほろほろ柔らかい牛すじと、しっかり味の染み込んだ煮玉子が味噌味に煮込まれています。七味を4種類の中から選べるのも嬉しい。本編のモツを食べ終わったあと、残った牛スジスープにバゲットとチーズを加え、オニオングラタンに調理してもらうことも可能です。オススメ!
豆アジの南ばん漬、お酢の付け具合が絶妙です。思わず日本酒を飲みたくなってしまう、手造りの1品。この日は山形県の日本酒・杉勇と一緒にいただきました。このお店では日本酒を女優さんに例えて表現しているのが面白く、そういった細かい気遣いでも楽しませてくれます。
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たつや(沼袋)
2010年にオープンしてから瞬く間に人気店になった、やきとん屋。串の絶妙な焼き加減が素晴らしいです。名物のもつカレーやもつミック酢など、1品メニューも充実しているのが楽しい名店です。
牛すじ塩煮込み、400円。塩ベースなのであっさりしつつも、牛すじのコクが美味しい煮込みです。添えられた柚子胡椒が良く合います。モツがゴロゴロ入っていて食感がたまらない名物のもつカレーもオススメです。是非バゲットとご一緒に。
やきとん屋では珍しい西京漬け焼き串も絶品です。炭火でじっくり焼くと、こんなに美味しいのか!と驚くこと間違いなしです。毎日あるわけではないので、あったら是非食べてみてください。この日はたまたま入荷のあったフクひれ酒と一緒に。最高の組み合わせでした。