一番のお薦めは5000円コース
中目黒にある 『La CucinaBuffa (ラ クチーナ ブッファ)』
佐藤大介シェフが仕入れからフードプロデュースまで一貫して行うトラットリアです。 この佐藤シェフ、なんとプロサッカー選手だったという経歴の持ち主、一つの道を究めた方は何事にも一生懸命。料理に関しても、とことん追求するタイプらしく、築地でその日に仕入れた食材に応じてメニューが変化します。
アラカルトでももちろん良いのですが、やはりお薦めは5,000円コース。「前菜:2皿 パスタ類:1皿 メイン料理:1皿 ドルチェ:1皿」と言う充実内容です。
コース外のおまけの一皿さえ手抜りなし。
こちらは、コースの皿数カウント外、毎回何らかが出されます。この日は「小さな一皿 プロシュート・クルードの前菜」 ハワイ産のパパイヤとリコッタチーズを包んだ一品でした。
ここからがコース本番。
「プンタレッラ(ローマの野菜)、うに、九条ネギ、いくら、柚子オイル、スズキのサラダ」 「牡蠣とあん肝のむらさき白菜包み」 「丹波の猪を使った赤ワインラグー パッパルデッレ (厚めの生パスタ)」と続きます。 これらは、色々な食材を積極的に使いこなしていました。珍しいイタリア野菜と京野菜の組み合わせや、むらさき白菜、イノシシを使ったラグーソース。サラダに乗っているイクラまでもが自家製と言う拘りよう。
パスタはもちろん自家製の生パスタ。
生パスタもイノシシのラグーを受け止める為、フィットチーネの2倍ほどの太さがあるパッパルデッレで、更に、このソースに合うように少し厚めに作っているとの事、見事にタッグを組んだ一皿でした。
メインはエゾ鹿。
トラットリアで、鹿肉。しかも、この価格帯でのメインとは思えない完成度です。付わせは、レバーペースト、リンゴのコンポート、カルバドスで炊いた牛蒡のピュレ。トッピングには、揚げ牛蒡も使い、食感に幅を持たせていました。 日替わりだからこそ、次にどの様なお皿が出てくるのか常に楽しみ。
飲み放題のワイングレードが高い。
お料以外にも、コース+2,000円で飲み放題を付ける事が出来るのですが、このワイングレードがとても高いです。グラス700円ほどで出している物と同じワインが提供されています。 スタートに泡、前菜に白、ラグーとメインに赤、と普通にお食事に合わせるだけでも、こちらの方がお得になってしまうのでした。
カジュアルな一軒家レストランで気取らないディナーを
中目黒でイタリアンと言うと、少し小洒落たレストランでかしこまった雰囲気を想像するかもしれません。しかし、こちらはシェフとホールスタッフの人柄のお蔭か、何とも寛いだ時間を過ごせてしまう魅力がありました。 1Fは貸し切りも出来るテーブル席、2Fには5~6人で使用できる個室も完備していて、カップル、女子会など、様々なシーンでの利用が可能となっています。
紹介しているお店はこちら!
- Cucina Buffa
- イタリアン 東急東横線 中目黒駅 徒歩4分
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