高価な鯛焼干しを贅沢に使用した一杯は、煮干し好きもつけ麺好きも要チェック!
ラーメン激戦区と呼ばれる恵比寿にて、私が度々訪れるお店が「おおぜき中華そば店」。仕事やプライベート等、恵比寿に訪れた時はほぼ必ず訪れるお気に入りのお店です。
普段は決まって券売機2段目の「にぼしそば」を食べるのですが、たまたま目についた限定メニュー「鯛焼干つけそば」が気になり、食べてみたのが昨年の12月1日。これがまぁ、なんと美味しいことか!
その直前まで一緒に居たラーメン仲間にその感動をメールしたところ、その仲間から店主に伝わり、そこまで言うなら!と、先日からレギュラーメニューに昇格したというではありませんか!!もう感謝感激です。
というワケで、改めて鯛焼干つけそばを食べてまいりましたので、満を持してご紹介させていただきます♪
おおぜき中華そば店ではメニューによって3種のスープを使い分けていますが、鯛焼干つけそばではにぼしそば用スープ(動物系不使用の清湯)と中華そば用スープ(鶏・豚・魚介の清湯)を2:1の割合でブレンド。そこに、粉砕した鯛焼干しで追い鰹ならぬ追い焼干し!
高価な鯛焼干しを惜しみなく使う事で、香りも旨味も鮮烈です。
鯛というと上品だったり大人しめの味を想像しがちですが、こちらはインパクト満点!一口目から口内で鯛が暴れ出すと同時に、焼干しならではの香ばしさがしっかりと感じ取れます。
そして、にぼしスープ&中華スープを絶妙にブレンドする事で、これだけ強烈でも決して単調にはならず、奥行きのある味わいに仕上がっているのが素晴らしい♪
さて、つけ麺というと太麺が主流ですが、こちらの鯛焼干つけそばは細麺を使用する細つけ麺なのもポイント。
低加水でザクッとした食感の細麺が、濃密ながら粘度のないサラッとしたつけダレをよく纏い実に一体感のある仕上がり。
つけダレと麺の相性の良さは言わずもがな、太麺とは一味違う細つけ麺ならではの魅力を存分に堪能出来ると思います。
勿論、穂先メンマ、鶏&豚の2種のチャーシューといった具材にも抜かりはありません♪
つけ麺のお楽しみとも言えるスープ割りは、にぼしスープを使用。
煮干し出汁で割ることで味わいに奥行きが増すと共に、より鮮明に鯛焼干が浮かび上がってきます。このスープ割りは必須と言って良いでしょう。
なお、少し塩味が強めになっていますので、薄味好きの方はスープ割りの時に調整してもらうと良いかもしれません。
今回は鯛焼干つけそばのご紹介ですが、私が普段食べているにぼしそばも絶品ですし、バラ焼丼やたまごかけご飯といったサイドメニューも充実の品揃え。(たまに限定で炒飯も提供しています。食べてみたい…)
恵比寿を訪れる際は是非!
絶対に後悔させませんよー!!