長崎は九州でも屈指の観光地。観光名所に負けず劣らず多いのが、長崎チャンポンの名店。食べてほしい店はたくさんあるが、観光名所の近くにも欠かせない店がある。今回はそんな中から三軒を紹介します。
【中華街】といえばこの店!「江山楼 長崎中華街本店」
長崎といえば、忘れてはいけないのが新地の「中華街」。1946年にこの地で創業した老舗中華料理店「江山楼」は、チャンポンの有名店でもある。本店1階はレストランフロアになっていて、チャンポン一杯から気軽に味わえる。フロアを担当する女性店員は着物姿で、レトロな雰囲気も味わえる。
チャンポンはミルクのように白濁したスープにしっかり茹でた麺、具は鍋で熱を通してしんなりと美味しい野菜とカマボコやイカなどの海産物。様々な味が調和した長崎チャンポンらしさが嬉しい。
江山楼 長崎中華街本店
住所:長崎市新地町12-2
電話番号:095-821-3735
HP: http://www.kouzanrou.com/
【眼鏡橋】に行く前に寄っておきたい!「共楽園」
国の重要文化財、中島川にかかる「眼鏡橋」の近くにあるのが「共楽園」。地元客も観光客も多く、店内は広い。チャンポンは滑らかな鶏中心のスープをベースに、野菜やアサリ、カマボコといった魚貝類が入って食べごたえあり。麺は固くなく柔らかすぎない程度の茹で加減で、物足りなさは感じない。
麺類のサイドメニューに「唐揚げ」があるのは長崎では珍しく、2個単位で販売されていた。やや大きめな唐揚げは揚げたてで熱さもあり、ナッツの香りもあって楽しめる。
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【出島】に行くならランチに食べたい!「大波止 桃華園」
長崎といえば、江戸時代の空気を残す「出島」が何といっても有名。長崎駅からだと路面電車で向かうが、一つ手前の「大波止」にあるこじんまりした店が「大波止 桃華園」。夜は卓袱(しっぽく)料理の店だが、ランチでは1階のカウンター席で「チャンポン」と「皿うどん」が食べられる。
カウンター席はこじんまりとして、地元客らしき人達で満席の人気。鶏ベースのまろやかなスープに、たっぷりの野菜とカマボコ、そしてタコがごろごろと入っている。特にタコのコリコリした歯ごたえが満腹感につながっている。スープに卓上のソースを少しだけ入れてみるのもオススメ。