キャッチコピーは「麺にこだわった、昭和時代の醤油ラーメン」
新宿に勤めはじめた29年前、衝撃を受けたラーメンがありました。
それが「満来」のチャーシュー麺。
これでもかっ!というほどの威圧的なチャーシューに驚嘆しました。
その満来の流れを組む
「らぁめん ほりうち」
満来の創業者の片腕として働いていた現店主が、満来の自社ビル建て替えの際に独立したお店です。
ラーメンに関しては専門家がたくさんいますし、メシコレでも何名かキュレーターさんがいらっしゃるのですが、流行りにとらわれることなく昔からの味をひたむきに作り続ける、こんなお店があるということを紹介したいと思ったので取り上げたいと思います。
こちらが、昔衝撃を受けた
「チャーシューらぁめん」
チャーシューは3枚約250g分が乗っているのですが、その1枚が衝撃の肉厚!
3cmはあろうかという厚み、チャーシューを食べるだけでもうお腹いっぱいになってしまいます。
こちらのチャーシュー、肉厚でも柔らかいです。
醤油ダレで煮込まれている感じではなく薄味であっさりしています。
麺は自家製、ツルツルモチモチの平打ち縮れ太麺です。
あっさりすっきり、節系の香りもしない万人受けするスープも美味しいです。
ただ、ほりうち(満来も)の一番人気は今も昔も
「チャーシューざるらぁめん」(通称:チャーざる)
でしょう。
私が訪問時、半分以上の客がチャーざるをオーダーしていますのでその人気を実感できます。
チャーざるの場合はチャーシューが小さく刻まれているのですが、やはり暴力的な量がスープに突っ込まれています。
がしかし、、、
スミマセン、私、チャーざるを食べきれないんです。(^^);
もっぱらメンマざるなので写真はそちらで。
麺、スープともに温かい麺と同じものを使っているのですが、つけ麺なので麺の量が多いです。
メンマも大盛です。
温かいラーメンのスープはあっさりすっきりなのですが、つけ麺のスープは当然は濃く、さらに唐辛子やゴマなども入っておりパンチがあります。
トンコツ+魚介系のトロポタスープと違って粘り気のないスープなのですが、しっかりスープと麺が絡まります。
トンコツ及びトンコツ+魚介系が苦手な私にとっては、このスープにこの麺こそが私の求める味なのです。