7ヶ月交代の「極み麺セレクション」第三弾は2015年2月15日まで!
池袋駅東口近く、楽園タウンの一角にある「石神秀幸 極み麺セレクション」は、ラーメン評論家の石神氏が、7ヶ月の期間限定で全国各地の実力店を招致している。
第一弾:麺屋白神@岐阜県関市(2013年3月~2013年9月)
第二弾:長尾中華そば@青森県青森市(2013年10月~2014年5月)
第三弾:金沢濃厚中華そば 神仙@石川県金沢市(2014年5月~2015年1月2月)
追記:「神仙」の営業期間が2015年2月15日まで延長されることが発表されました
(2015.01.09)
というわけで、いよいよ第三弾の「神仙」もまもなく期間満了で閉店となる。こちらは2003年に金沢の中央卸売市場飲食通りで開店。店主は和歌山中華そばの名店「井出商店」で修業した人物で、私が食べた頃は和歌山っぽさを残した豚骨醤油ラーメンの印象だった。その後「金沢にド豚骨ラーメンという文化を広めたい」というご主人の想いから2011年にスープをリニューアルし、更に濃厚なラーメンを提供するようになっていた。
現在は濃厚な豚骨醤油ベースの「中華そば」と、トッピングを加えた「特製中華そば」、チャーシューをバラ肉の醤油煮に変えて徳島ラーメン風の「肉盛中華蕎麦」、そして味噌味の「濃厚金沢味噌肉盛そば」の4種類が基本メニュー。トッピングやサイドメニューももちろんあり。通し営業なので気軽に行ける。
卓上には胡椒・胡麻・一味唐辛子・ニンニクを用意しているので、味変にも便利。
濃厚なド豚骨醤油スープを細麺で!「中華そば」
看板メニューの「中華そば」。スープに口をつけてみて、豚骨をひたすらに煮込んで、脂分もしっかり乳化させてとろとろになっている事に驚いた。ご主人は福岡出身だそうだが、福岡にもここまで濃厚な味はまずないだろう。東京近郊で考えても、指折りの濃厚である事に間違いはない。麺は細麺を使っていて、麺を啜るとスープの力強さが更に強く感じられそう。また、替玉では更に細い極細麺を使用しているとのこと。極細麺では更にスープが強調されていきそうだ。
味噌も濃厚で話題を呼んだ一品!「濃厚金沢味噌肉盛そば」
こちらは「濃厚金沢味噌肉盛そば」。神仙など、金沢市のラーメン店がコラボして東京ラーメンショーに出店し、2013年には売上数一位に輝いた一品。濃厚スープに濃厚味噌も合わせ、濃厚な味付けに中太麺を合わせている。徳島ラーメンを思わせるバラ肉の醤油煮は胡椒と唐辛子で味付けされてインパクトあり。たっぷりのモヤシ、ネギも入っているので、スープに沈めて味を絡めたい。
石川県の本店はもちろん元気に営業中だが、東京で食べられる機会はまもなく終了。見逃さずにチェックしてほしい。
紹介しているお店はこちら!
- 金澤濃厚中華そば 神仙 池袋店
- ラーメン 東京メトロ副都心線 池袋駅 40番口 徒歩1分
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