2014年も東京では新ラーメン店が次々に開店した。中でも注目したいのは都営地下鉄大江戸線沿線。住宅地やオフィス街などが多いエリアだが、意欲的な新店がどんどん登場している。2014年開店した、大江戸線沿線のラーメン店から5軒を紹介します。
【春日】ラム骨スープに驚く!「MENSHO TOKYO」
8月開店。新しいラーメン・つけ麺・油そばを提供する「麺や庄の」グループの店。ラム骨と豚骨を煮出し、ブレンドした「ラム豚骨ラーメン」が看板メニュー。ラムの匂いを漂わせつつ、臭みをださないように使われているスパイスで、ラーメン全体に深みも感じさせている。店内で製麺した打ちたての麺も相まって、ラーメンでもつけ麺でもフレッシュな一杯に仕上げられている。
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【牛込神楽坂】塩味に平打ち麺が馴染む!「中華そば 田中屋」
10月開店。博多豚骨で有名な「田中商店」のネクストブランド。神楽坂の路地に馴染んだ小じゃれた店舗に、きれいなカウンター。
ラーメンはあっさりした「中華そば」と、辛味噌ラーメンの2種類。背脂を加えた「こってり」の対応も可能。スープは透明度が高く、しょっぱすぎない「中華そば」は塩味がじんわり。平打ち麺がばらつきを持っていて、啜ればスープが口の中に広がってくる。チャーシューは、脂もしっかり入って肉肉しさ抜群。
サイドメニューの「韓国式明太子ごはん」は、明太子にかけられた油とラーメンのスープとの相性がよいので、スープかけご飯にしてもよい。
中華そば 田中屋
東京都新宿区神楽坂6-8-23
大江戸線「牛込神楽坂」駅から徒歩3分
【西新宿五丁目】名店主が新たな挑戦へ!「製麺rabo」
7月開店のこちら。初台の名店「嗟哉」を開いた店主が店を弟子に任せ、新たに立ち上げた新店。10年以上人気店を営んできた方なので、新店とはいえ実力は十分。
あっさり鶏ベースの「中華そば」がイチオシ。まろやかなスープは鶏の旨みを存分に生かしながら、細麺をするすると啜れる。こってり魚介スープをメインにした「ラーメン」は濃いめだがくどすぎない魚介の味に中太麺。自家製麺だけに麺の種類も豊富。あっさり魚介系の「支那そば」や「つけ麺」の他、夜のつまみメニューなどもあり。何度も通いたくなるお店です。
製麺rabo
東京都渋谷区本町4-13-10
大江戸線「西新宿五丁目」駅から徒歩5分