有名店プロデュースで生まれ変わった戸田公園の注目店!
JR戸田公園駅から程近く、昨年春にオープンした『麺屋 あがら』。ベジポタ系のつけ麺を提供するお店でしたが、蓮根&十条にお店を構える『らあめん 元(HAJIME)』のプロデュースにより
2014年10月にリニューアル
を果たしました。
新たに提供されるのは、店主の故郷である和歌山のラーメンをベースに仕上げられた
豚骨中華そば。
豚と鶏をじっくり煮込んだスープは軽くとろみがあり、醤油がキリッと香ります。
和歌山の醤油を使用する事で甘味と円やかさが加わり、醤油の風味を強く打ち出しながらも角のないマイルドな味わいが好印象。
麺は三河屋製麺による細めのストレート麺。小気味好い食感でスープとしっかりマッチ。
具材はシンプルですが、和歌山ラーメンらしさを強く印象付ける花を模した蒲鉾が目を引きます。
随所にオーソドックスな和歌山ラーメンの雰囲気を感じさせつつ、しっかりと個性を確立した豚骨醤油ラーメンに仕上がっています。
美味!
豚骨中華そばと共に新たな看板メニューとなるのが
チャーシュー野菜つけそば。
こちらは魚粉&甘味・辛味・酸味が加わり、昨今のつけ麺の王道テイスト。
そこに、これでもか!と野菜&チャーシューがトッピングされるボリューム満点の一杯。
これ、麺が少なく見えますが、そうではないんです。
つけダレの器が大きい(つけダレが多い)んです!!
面白いのがお酢の代わりに使われているじゃばら 。
和歌山の名産である柑橘類で、スッキリ爽やかな酸味が心地良いです。
艶やかな中太麺はモチモチ食感。つけダレや具材との一体感抜群!
ネーミングやビジュアルなど、こちらのメニューは老舗の有名店である『丸長 目白店』のインスパイアと言えます。目の付け所がユニークですねぇ。
こちらも美味!
また、お店オススメとして用意されているのが
しらすごはん。
和歌山から取り寄せたしらすが、ラーメンにも使われている和歌山の醤油でいただけます。
また、卓上に用意されたじゃばら果汁を使う事でポン酢風にアレンジする事も可能。これ、サッパリしてオススメです。
勿論、美味!
あっさり好きの方にはシンプルな中華そばをご紹介。
魚介をメインに据えたサッパリ味で、強い特徴こそないものの安心して楽しめる一杯と言えます。
オススメはやはり豚骨系になりますが、こちらも美味。
故郷である和歌山へのこだわりを打ち出しつつ、随所にオリジナリティを感じさせるリニューアルを果たしたあがら。
埼玉で和歌山の風を感じてみてください!