今回ご紹介するのは六本木にあるグランドハイアット東京内のオークドア。オープンエア―なこちらのお店は、ウダイナミックなお料理をウリとしているカジュアルなスタイルのお店です。

そのレストランで10月1日から11月30日までの限定で提供されているのが「ポータベロ マッシュルーム バーガー」というマッシュルームを使ったハンバーガー。私の担当ジャンルはパンですが、肉なし、パン使用、って事で広ーい意味での「サンドイッチ」としてご紹介します。

カジュアルスタイルのレストランといえども、その辺は流石ホテル。ゆったりとしていて、サービスもいいです。オーダーを終えて、のんびりセレブレティーな気分を味わっていると、運ばれてきたハンバーガーに度肝を抜かれました。

デカっ！！

直径約8cm、肉厚の「ポータベロ マッシュルーム」をお肉の代わりに使って、アボガドやグリルしたオニオン、トマトやレタスなど野菜を贅沢に積みあげ、さらにウッドバーニングオーブンでトロトロに溶かしたクリーミーでもちもちした食感が特徴のタレッジオチーズをのせた、というものなんですが、想像以上にそのマッシュルームが大きいです。オープンスタイルで提供されてくるので、もろにマッシュルームのお姿が拝見でき、ド迫力ものです。

 

もう片方にはトマトとルッコラ。デフォルトではトマトの上にアボカドが乗るのですが、苦手なので外していただきました。お野菜は瑞々しいです。

オープンスタイルで運ばれてきましたが、ハンバーガーとなれば重ねて見たくなるのが信条。そのお姿がタイトル画像です。

もう一回♪えらい迫力です。ハンバーガーにお上品さは無用なので、ガブリ！とこのまま食べさせていただきました。バックリと頬張った次の瞬間、脳内のアドレナリンが一気に彷彿。

何じゃこりゃ～ぁ！！

めっさ、美味しい～♪

激しく美味です。極厚のマッシュルームは、キノコらしく柔らかなんですが、厚みがあるので、牛フィレ肉に近い食感。適度な弾力もいいですね。それに絡まるタレッジオチーズがトロトロで、淡白な味わいのマッシュルームにコクと塩味を加えてくれて、チーズフォンデュを連想させる味わいになっていました。

でも、それ以上に驚いたのがオニオンジャム。炒めた玉ねぎってすごく甘くて美味しいですよね。その炒め玉ねぎをもっとぎゅっと凝縮させて作られたオニオンジャムの甘さが、マッシュルームとすごくよく合っていて、より一層美味しさを引き立ててくれていました。

甘さのあるオニオンジャムなんですが、一緒に挟まれたルッコラの苦みがキリッといいアクセントとリセット感を演出させてくれて、グッドジョブです。ルッコラの存在、偉大でした。

肉が全くなくて、マッシュルームだけってどうよ？って思われるかもしれませんが、食べ終わってみれば肉入りハンバーガーと同じぐらいの満腹感と満足感が味わえました。でも、そのあと胃もたれしない、っていうのが嬉しいです。

ちなみにポテトは中太タイプ。サラダも選べますが、ポテトにすればより満腹感が得られていいですよ。

ハンバーガーが食べたい！でも、ヘルシーなのがいい！そんな方にはピッタリなハンバーガー。ベジタブルバーガーの概念が覆ります。ベジタリアンの人だけでなく、お肉Loverの方にもぜひ食べていただきたい一品。今月３０日まで、ランチタイムのみの提供なので、気になる方はお早めに。

善は急げ、で今日のランチにいかがでしょうか？