浅草橋の路地裏に、昨年9月ひっそりとオープンした『ろく月』。
豚骨らーめんとしては珍しく無化調にこだわっていますが、そのこだわりがしっかりと味に反映されており、立地の悪さをはねのけ着実にファンを増やしています。
オープン当初は豚骨一本での営業でしたが、最近では味噌やまぜそばも提供しています。
勿論、種類が増えても看板メニューとなるのは豚骨の『ろく月らーめん』。(TOP画像は特製ろく月)
※画像は最終訪問日。10/6に値上げ予定との事。
濃厚でありながらもキメの細かい滑らかな口当たりのスープは、臭み皆無で柔らかな味わい。
クリーミーさからか、どことなく洋風な雰囲気も。
無化調ゆえファーストインパクトは控えめですが、タレに昆布やアサリを贅沢に使用する事で自然な旨味を補強。食べ進むうちに旨味が加速していきます。さらに、ホワイトペッパーを忍ばせる事で程よいパンチ力も。
麺は1周年を機に国産小麦100%の物に変更。歯切れの良さと共に、滑らかさやしっかりとした小麦の味わいも感じさせる物で、上質なスープとベストマッチ。
見た目こそオーソドックスな博多スタイルの豚骨らーめんですが、スープ・麺ともに実に非凡。まさに次世代を思わせる新しい豚骨らーめんといえます。
そして、もう一つの看板メニューといえるのが、夜限定の『濃厚豚骨味噌』。
文字通りの濃厚さで、もはや和えそばの領域!
味噌の主張が強いスープながら、ろく月らしいマイルドさは健在。カリカリに炒めた挽き肉のコク、トマトの甘みが味噌と上手く融合し、パワフルながらも最後まで飽きずに食べられます。
こちらも1周年を機に国産小麦麺に変更。中太ながら存在感抜群の麺で、スープに埋没せず上手く互いが引き立て合う理想的な組み合わせ。
こちらは1周年限定で提供された醤油らーめん。
魚介系素材を惜しみなく使用したスープが絶品で、豚骨らーめんの専門店が作ったとは思えない完成度。さすが次世代、引き出しが多いです。
※既に終了したメニューですが、ご紹介記念として本日より1週間、特別に提供していただけるとの事!この機会に是非!※
まだオープンして1年。この先どんな風に進化していくのか、目が離せません!
紹介しているお店はこちら!
- 麺 ろく月
- ラーメン 都営浅草線 浅草橋駅 A4口 徒歩2分
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